毎年の事ながら12月に入るとテレビで忠臣蔵討ち入りの番組が多く放映されると、
そろそろ私の誕生日12月14日が近ついている事を知らせてくれる。
年末には毎年恒例で誕生祝いと、1年間にわたる家族全員の苦労を労う意味の食事会を開催している。
今年はコロナ蔓延で中止の決定、夏の法事、春の進級進学祝い、と家族の大事なイベントが
3回も出来ない事になった。食事会が出来ないのは残念だが、仕方がない事なので良いが
私の誕生日のお祝いはどうなるのと思い、自分で欲しいものをさがしていた。
日経新聞折り込み広告で、銀座和光のクリスマスプレゼントのカタログが目に留まった。
小さく、高級品で、一寸贅沢で自分では買いにくくて、長く使え、家族に引き継げる
そんなキーワードに該当するイギリスCORgiのカシミヤのマフラーがあった。
男女兼用で店頭に見に行き、これは良いと思い子供に連絡を入れて欲しいと要望した。
予算より高いと思われたが3人で割り勘なら、許容範囲かと思っての事です。
プレゼントは差し上げるのも,頂くのもとても難しく私は不得手の部類である。
それは好み合うか、喜んでもらえるか、負担を掛けないか、もろもろを考えると、
気が重くなるのが常なのだが、そうではなく日々の生活で使われ、
これはあの人が、あの時にくれたと思うと使用していて嬉しい思いがする。
その嬉しい思いが欲しくて、今回は子供に自分から要望を出したのでした。
誕生日前の日曜日に娘家族の家で夕飯をご馳走になり、
おめでとうの言葉とプレゼントを頂いた。
それに添えて10歳の孫娘が、自分で色紙も図案をつくり【 おめでとう 】と毛筆で書いてくれた。
書道を習い生活の場面でこのように生かして【書】を使う発想が素晴らしいと嬉し思いが一杯の誕生日プレゼントでした。