馬込で親子三代、美味しい芋を商う真面目な商いの姿勢、家族メンバーの生活
これが全く地味であるからこそ、長い期間を掛けて、人々に感動を与えて,贔屓客が口コミで増えて、
地元はもとより遠方から車で買いに来るファンも多い。
ここの二代目は私の従妹です。私の母親の姉夫婦が芋問屋を開業して九十年。
戦後の混乱復興の中、当然の貧乏生活と子沢山の生活は大変であったのはお互い様でした。
長い事、生駒芋店の家族夫婦を傍で見てきて、いまどきでは珍しい程の心根が優しく、
ぼくとつとした人柄が何とも気持ちが良く、自転車を走らせてたずねては、
一言二言会話をするのが休日のルーティーンワークになっている。
平日はお芋を買いながら、ランチの美味しいお寿司を食べて帰るのも好きです。
お互いに忙しくて店頭でチョコと立ち話くらいしか出来なかったが、ここ4~5年は落語を誘いあったり、
食事を一緒にすることが出来るような時間を持てるようになった。
「もういいんじゃないの、仕事は任せれば、何時までするの」
と脅迫されるのが、今日この頃の決まりセリフになっている。
甘藷生駒の大学芋は美味しい、何処に差しあげても、誰が食べても、喜ばれる。
それは美味しさと希少価値でめったに手に入らないのが素朴な味が決め手です。
多くの人に味わってほしくて、宣伝大使の気分で、折ある毎に配りまくっている。
当社や私と関係のある方で、まだ「もらってないよ」「食べてみたいよ」と思う方はご連絡ください、
お渡しできるように段取りをいたします。
私は芋や家族の人柄と大学芋が好きですが、それを感じてくださる人たちが沢山居て、
今回のダンチュウの掲載になったという事が私に取っては感動ものでした。
私が差し上げた方達がリピーターで買いに行って下さることも更に嬉しいです。
人は真面目に、自分のやり方を確立して、継続するその信念が、共感を呼ぶが、
その年月の長さに耐えられるかが勝負の境目かと思います。
芋屋の家族に頑張ったね、良かったねと万歳三唱をささげたい。
今度お祝いに従妹夫婦に美味しい食事をご馳走したいと思います。
寒くならない間に。