6月に入ると巣の縁で羽をさかんに動かして
飛ぶ練習をしていた。
鳴き声が聞こえなくなった。「早く餌をくれ」とばかりの
けたたましいあの賑やかな声をもう少しの間、楽しみたかった。
それは私だけでなく、社員も、会社の前を
通る子供たちや、散歩途中のご老人、運送屋さん
多くの人たちを毎年、素敵な笑顔にしてくれている。
昼間は居なくなったツバメが夕刻には舞い戻り、
また賑やかに楽しませてくれた
今年は成長が早く5羽みんな無事に育ち、カラスに襲われたり
巣から落ちたりの事故もなく巣立を迎えられた。
良かったと思う反面、寂しいなもあり、玄関の出入り
都度巣を見上げると、夜にはあれ1羽は巣に居る。
はぐれたのか、育ちが悪く、同行できないのかと考えたが
そうではなくて、2度目の抱卵ではないかとも思える。
またしばらく動向を見守ろう、これはミニ親の心境に似ている