もう最後のはずが
2010年大腸がんの手術をした時に決めた事
7キロもやせて、こんなに体力が落ちたら、もう車の運転は出来ない、ゴルフも出来ない
そう思って、車は廃車し、ゴルフクラブは孫に上げた(男物を使用していたので長男の長男に)
それから半年もしない内に体重も体力も、気力も戻り、そうだゴルフのレッスンを受けてみよう
レッスンを受ければ、当然ゴルフクラブも必要になり、コーチに進められて、これが最後のクラブ
だと思いフルセットでクラブを購入。
車も活動範囲が広がり、必要となりこれが最後の車と思いながら購入。
それから8年、さいごの買い物と思っていた2件が最後でなくなった。
ゴルフクラブを新調
なんと、昨年11月に銀行主催のコンペで見事にホールインワンを達成した。
これがもとでコーチの先生が、小林さんクラブを新しく買い替えましょう。
もっと飛びます、1割は距離が延びます、ホームも良くなっているので,
最高スコアを更新できますから。と褒められおだてられ、購入を決心した。
保険金も有るし、負担は無いからと思って。
やはり8年の年月でクラブは進化し性能も良くなり、間違いなく飛ぶ、曲がらない、
それはクラブの性能だけでなく、私の技術も良くなっての相乗効果だとは思うのですが。
少し自慢にはなりますが、75才でまだ上達しているので!! いいか。
車を購入
またまた、車も最後の筈だったのが、8月11日藤沢支店の出向き、悩ましい仕事のあと
22時過ぎに高速道路を走っていて、豪雨と疲れと、眠気で蛇行運転や、追突しそうになり
怖い目にあつて帰宅。
免許返上を子供に進められては居るが、まだまだ活動する必要があるし
運動神経、判断力、俊敏性は衰えていないので、免許返上は出来ないと思ってもいた。
免許更新手続き+α
警視庁から運転免許更新に当たり、認知機能検査・高齢者講習の案内書が届いた。
検査の結果記憶力・判断力に心配ありませんの判定を受けてから、更新手続が出来るト
検査は通過するのは確信しているが、眠気による追突の危険は回避したいと考えた。
今乗っているアウディーは安全装置がないので、安全装置付きの車が必要になり
8年前に最後の車と思って買ったのに、最後の車ではなくなることになった。
社長から会長へ
2017年9月から社長職から会長職に役職名は変更になる事を決めたが、実質的に
責任は幹部と共に背負う訳で、あと2~3年は活動も広範囲に及ぶと思われるので、
安全装置の付いた、私の年齢、体格、行動に適した、安くて頑丈でおしゃれな車をと、
知人の勧めでフィアットのパンダと小さな車を注文する事になった。
いずれも最後にすると、8年前に決めた事が、2件共覆える事になった。
その時より気力・体力・思考力が衰えてないと自分では思えるのだが、過信しない様に
自重し安全運転で活用したいと、いま少しウキウキした気分を、久々に味わっている。
これが最後をどれだけ更新できるか
この年齢になると、それが最後、これが最後と思ってする物事が多くなっている。
思い起こせば、両親もいつも「これが最後の~~」は口癖のように毎年言っていた。
これが最後のお年玉と言って年末に銀行から資金をおろし、妹に祝儀袋に詰めさせて
いた姿を思い出す。私も両親のその時の年齢に近づいて来ているので、注意をしな
がら、慎重に行動して、仕事寿命、健康寿命の更新を重ねてゆきたい。