それは一番神経を使う賃金改訂という経営陣の仕事です。
採用と育成、指導と成果、成果を評価・待遇へ、これの連動で好循環を生む事が経営責任です。
社員の生活と人生に大きな影響がある事です。会社・上司責任・同僚・本人責任全てが関連します。
企業運営は成果を出して会社を安定させながら、待遇を向上させてゆくことが重要です。
そんな想いで
営業力向上~労働時間の短縮~業績向上~待遇改善に繋げる日々山積する課題を、知恵と努力と創意で向上させて永年繁栄する。
その結果
1.得意先の繁栄
2.社員の人生を守る
3.社会への還元
それが企業としての3大責任と思いつつも、出来ないことも多く、そのギャップの対処には時間のかかることも多く悩み尽きないのが現状です。
常に改善目標、課題があることは、まだ役に立てよの神様のお告げと想い、心・身・頭を衰えさせない工夫の必要性を感じます。
迷い、悩み、決断の連続が日々の経営で、
慣れているとはいえ、割り切れない気持ちを引きずる事が有る。
そんな時、それで良いのだと、肩をたたいてくれる。
良い解決が出来た時、良くできたねと褒めて終結する。
それを自分自身で自分を褒めて、眠りに付く事が多かった気がする。
最近はそのような事は少なくなり、慣れて習慣化され、多少の事には動じないようになったと思う。
それでも割り切れない時は、経営書を手に取ると、その迷いを払拭してくれる。
偉大な経営者の紙面が、「それで良いのだ」と教えてくれる。
松下幸之助さんは良い経営者で、時代がかわれど、経営の真理の根本は変わらない。
購入して読まずに書棚に飾っていた本が、これから私の指南書になりそうな気がする。
「経営心得帖」 松下幸之助 PHP研究所 1974年