16日に56期経営計画発表会が行われた。3代目の世代に事業承継する為の組織と実行策が決められた。
経営計画を導入してから31年目になる。31年間で一番良い計画が発表された。人の成長は仕事が出来てから役職が付くのか、役職が付いてから身に付くのか、賛否が別れる所だが、ケースバイケースでいずれの場合も有りだと思う。
今回の人事では、今まで上にいた人が異動する事により、今まで上司を見ながら秘めていた能力が突然開花する状況が見て取れた、これは凄い事になる。
同じ事が私に云えると考えると、自分にしか出来ないと考えていたのが間違いだったのか。いやそうではなく、今のこの時に合わせて成長してきたので、ジャストのタイミングになるのでは。そう思うと、私が社長席を譲るのも一番良い方法で、良い時になると考えると心が平静になる。
間違いなく74才という高齢者ではあるが、同年代と比較すると、衰えが少ないと自分では感じる。仕事取組、四方八方巡らすことが出来る思考、体も健康になるよう、運動や栄養に配慮している。まだ余力の有る内に、一番難しい事業承継を慎重に、順序を踏まえ、間違いなく会社全体で実施。それが出来ると言う実感が持てる組織が出来ると、その力を感じる事が出来た。
会議は品川区のスクエア荏原、その後の懇親パーティーは武蔵小山の中華料理店井門で楽しく、美味しく、懇親を深めることが出来た。
地元荏原で創業し、荏原で育てて頂き、今日が有る事に、本当に有難い事と感謝しています。勢いのある社員をみて、「若くて元気な人が揃ってますね」と地元の方から笑顔でお褒めの言葉を頂いたのも、誇らしい思いがした。
1年後には更に沢山の変化がもたらされると思うと、肩の荷が軽くなるのを実感できる。1年で一番心地よい気分と、少し入ったお酒の倦怠感で床に就く事が出来た。翌日の17日は、パソコンには向かわず、ただただ
体と頭の休日を十分に味わう事が出来た。