フランス料理の名シェフが新しいラーメン店を開店して丸2年経過、なんとか繁盛店の評判がとれ
テレビ、雑誌にも掲載され、並んで待って食べる、そんなお店になってきた。
開店当時はいつもお客が居ないで、3人のシェフが暇そうにしている「家賃、給料稼げるかな、
大丈夫かな持ち堪えるかな」開店当時この店の前を通る時にいつも感じていたことでした。
「一途 」 の紺色のテントに書いてある言葉に目が留まり、心に留まり、食べようと思い通った
のが縁の始まりでした。 テントにはこう書かれていました。
いままで歩んできた途 これから歩む途 人生は一度きり
気持ちいいをたくさん感じて生きていきたい
このフレーズが気に入り、マスターの一所懸命が気に入り、味が気に入り(ただし私はフランス料理)
しばらくは人を紹介したり、一緒にお連れしたり、自分では飽きてしまうほど通ったが途中で途切れた。
体調不良の夏の盛りにラーメンを食べた時から、老体の胃袋には無理としばらくご無沙汰していた。
晩秋に社員がランチに行ったら、お節料理を企画したので、社長に伝えてと言われたと、チラシを
見せられた。内容を見ると豚牛鶏魚野菜と一通り献立で1万5千円の料金なので、これなら良いかなと
社員と2人で申し込んだ。娘家族と4人で一気に完食、何も残ることなく重箱の2箱は見事に空っぽ。
大晦日の年越し食事会には丁度適当な量で、自然な薄味で胃袋に優しい事でした。
一所懸命経営努力をしている姿に、何か少しでも応援をしたいと思うのは同じ商人の気持ちだろうか
移ろいやすいひとの心を掴むのは、一辺倒ではないのでとても困難が伴うが、それも醍醐味の一つ。
我が社では「オーダーメイドのサービスを提供する」と昨年末社員か発表している。
求められることは人それぞれ、企業もそれぞれ、色々なメニューを用意し、採算を合わせて
進化し続けないと存続は困難となるので、私のモットーは
人生死ぬまで成長、死ぬまでボケず、生涯現役
嫌がられるかも知れませんが、 憎まれっ子世に憚る でいいのではないかな?