ピンポン呼び鈴がなり、「は~い どちら様でしすか」と問うと、
品川区から小林初江さんへのお届け物ですと答え
「はい~今降りてゆきます、お待ちください」と返事をした。
玄関を開けると宅配業者がにこやかな顔で、品川区の要請でお伺いいたしました。と前置きで
配送員の人は水のお届けと共に、高齢者の様子を確認するというもう一つのミッションが有るそうで
「水は飲んでますか、エアコンは使用していますか」と聞かれ、「多くはないとは思いますが、
水分は取っています。エアコンは気温により点けたり、点けなかったりしますが、
我慢はしないで使用しています」と答えた。
区からのお届け品はミネラル水、天然水、麦茶、の3種類600㎖が各4本で合計12本入っていた。
思わずそのやり取りに私も相手も何やら、こそばゆい感覚で、目を合わせて微笑みながら、頷きました。
「区がこんな事業をするのですね、有難うございますと言っていたとお伝えください」との挨拶でドアーを締めた。
600㎖x12本の重量は重く移動をしたら、下手するとギックリ腰になりそうなことでした。
見守りの配慮で飲み物を配布したが、その移動で高齢者がケガをしてら、親切が仇になりますね。
そうか高齢者は1箱一度に持ちあげないで、中から一本ずつ出すのだろうから、心配ご無用なのですね。でも
私は箱ごと運んだので、一升瓶4本一緒に持つことと同じ重量なので腰を骨折した身としては危険をな行為です。
用心用心、気を付けようと思いながら、品川区は福祉協議会を作り、予算計上して区民に役立つ工夫を考えている
のを感じました。 品川区のホームページで下記の記事を見つけました。
熱中症対策というより、孤独死の未然防止が目的のようです。
記
近年、ひとり暮らし高齢者等の増加に伴い、孤立死が社会的な問題となっています。
品川区では地域社会から孤立している高齢者などを早期に発見し、必要な支援に繋げていくため、地域の町会・自治会が行う見守り活動への助成事業や、民間企業等と協定を締結し、速やかな「気づき・予防・発見」ができるよう見守りネットワークの構築を図り、孤立死の未然防止に努めています。
暦からすると、私も立派に高齢者の領域に身を置いていることの認識をさせられましたが、
実態はまだ若い、まだ大丈夫と思いつつ、いつ何が起きるか解らないので、備えを備えて置こうと思う。