1月末の重い書類を移動する時、腰に負荷がかかり圧迫骨折という思いもかけない怪我をしてしまいました。
こんなに痛く、長く不自由な生活をしたのは、初体験でした。
お医者さまやリファビリの先生が言われるのは、失礼ですがこのお歳(82歳になる)でこれほど回復するのは
凄い事ですとお褒めに預かりました。
その要因は60歳から15年程度継続してきた太極拳、其処後の気功体操、その後の戸越公園ラジヲ体操と還暦からの
20年間で体を継続的に鍛えてきた結果ですねと言われました。
60歳で大腸がん手術後の体力回復目的で、目黒区にある林業試験場跡地の林試の森公園に散歩に通いました。
その際見かけた太極拳のグループの先生から、一緒にやりませんかと声をかけて頂き、参加することにした。
これが私の健康と基礎体力向上に大いに役に立ったと思います。頭への血も巡り、回転・気分も良くなりました。
朝6時から7時までたっぷり1時間練習をして、自転車で自宅に戻り朝食をとり、身支度をして8時過ぎには出勤
こんな忙しい20年間朝の行動が毎日の習慣となりました。
太極拳は関所が沢山あり、進級試験、資格取得、発表会、合宿と学生のクラブ活動?授業?位に厳しい事でした。
その厳しさに一人では決して続かない事でしたが、何で長期間続いたかというと、道ずれが居たからです。
6歳の孫娘が一緒に練習も、合宿も、発表会も参加を希望したので、孫に引かれて私が同行する事でした。
お稽古事を継続させるには主催者側も色々と工夫をして挑戦させる仕組みが出来ていました。
特に厳しいのは進級試験、資格取得でした。舞台で一人で演舞して試験を受けるのはとてもつらい経験でした。
孫が学校が忙しくなり、参加できなくなると私一人で町田教場迄休日に通う事になったが、限界を感じて退会した。
指導の資格も取れたが、まだまだ仕事も忙しく、太極拳集団についてゆく気力・体力・挑戦力は萎え退会した。
退会してからは、隣のスペースで気功体操に2年程体験して、いよいよ最後の戸越公園ラジヲ体操を1月迄
合計21年間毎朝継続した朝の習慣が、今回骨折回復の助けになっていたことは、まさに継続は力なりを実践。
人には朝早くから、良くやるわねと呆れられていたが、何の苦もなく過ごせ、体力向上のご褒美を貰えた。
まだまだ一緒に痛めた膝の具合が悪く、整体に通って完全回復を目指しているが、急がない、焦らない
この心掛けは時間が自由な身になったのでゆっくり、のんびりする習慣を作る訓練と思っています。
今月の7月末で半年になるが、夏の暑さを避けて体力を温存して、涼しくなる秋から戸越公園に復帰予定。
これからは怪我をしない様な思考行動で過ごす。それを自分の言い聞かせている今日この頃です。