衆議院選挙の投票が11/31日に行われ、自民党が議席を15落としたが
安定多数の261議席を確保した。
また維新の会が30席を大幅に伸ばし41議席数獲得の結果となった。
投票率の向上で国民が政治を考え参加した事が得票に反映されたと
見て取る事が出来た。
その兆候は投票率が55.3%と低いレベルの中でも向上したことです。
その事を直に感じたのは投票場での事です。
体育館の外で50人もの行列が出来ていたからです。
今迄一度も並んで投票するなどという経験が皆無でしたので驚きでした。
並びながら「アア~良かった、これなら投票率が上がる」と感じたのです。
また20歳の孫娘も投票すると、誰に投票しようかなと新聞を見て悩んでました。
そんな気運を壊すよな出来事が選挙会場であった。
老人が杖を突いて会場にたどり着いたところ、
長蛇の列で「あそこ迄行けないよ」の声が聞えた。
その声を聞いたのに会場整理の若い男性係員が
「恐れ入りますあちらの列にお並びください」
と再度言うではないか。私は思わず「横から入れて上げた方がいいわよ」
と係員に声を掛けた「責任者に伝えて善処してよ」と。
係員は怪訝な顔をして会場に消えた、その老人は杖を突いてようやく
体を運んでいた。
他にも車いすで介護状態の人もいた。雨模様でその頃には列は更に
長くなり80人程となっていた。
「特別扱いにすることは不公平ではなく、公平な事なのですよ」
と配慮を促したが、最後までその結果を見届けないまゝで、
会場を後にしてしまった。
年寄りや、若者の投票率を上げるには、期日前投票も効果的だし、
身体の不自由な人介護の人への配慮ある会場設定も大事ではないかと
思う選挙でした。