3月2日戸越銀座の商店街へランチを食べにむかった。
13時過ぎにお店が空く頃が私の好きな時間帯であと5Mで店につくと言う時に、
突然中年の男が私の自転車に寄ってきた。
危ないと思い左によけたが、更に寄ってきた。
ぶっけられて倒れると怪我をすると思い
自転車のサドルを離して、自分の体は自転車から飛び降りた。
ガシャン、思わず相手に向かい「危ないじゃないの、何しするの」と叫ぶと、
相手が「そっちこそ気を付けろ」と云うので、さらに大声を出しそうになった時
「大丈夫ですか」とそばを通りかかった女性が心配して声をかけてくれた。
その声と自転車の籠から飛び散った物をひろっえくれたので、冷静になり不本意ながら、
相手を見過ごすことにした。本来なら追いかけるか、110番したいくらいだった。
良かった、怪我がない、もし打ちどころが悪ければ骨折してもおかしくない状況だった。
身が軽くさながら義経の八艘飛びの様な離れ業で、ピヨンと飛び降りたから無事だったのだ、
反射神経はまだ機敏なのが救いで、チョット自慢気な気分で、心を納める事と割切った。
数日後自転車の籠カバーが数か所切れているのを見つけた。そうだ転倒したあの時無傷だと思っていたが、そうではなく自転車カバーが破損の被害に合っていたのだ。
被害は些少だが、一つ間違えば今ごろ手術して、病院のベットに横たわっていたかもと思うと、
緊急事態宣言中で行動制限があり家にこもって不自由な生活の方がまだ恵まれていると思わずニッコリ!
自転車も自動車も自分が気を付けるだけではなく、周囲に悪意の人が稀にいると言う用心をしながら
行動しないとならないと実感をする事件だった。
実際に飛んだ距離は、ほんの30センチ位でしょうから、
ちょっと八艘飛びは誇張表現ですが、少しの段差でもつまずいて転ぶ老齢期の私には、
それほど大きく感じた出来事でした。
私の自信過剰が事故の元と認知するべきとも反省はしているのですが、まだ若いとも思い。