暑い暑いを連呼していた9月末から1週間もたたずに、寒いね寒いねと首をすくめる10月初旬になった。
観測史記録的な最高温度と報道されたが、夏バテもせずによく耐えてこれた、と我ながら関心している。
その要因を考えると、朝のラジヲ体操での戸越公園へ日参、公園で日々増える「お早うございます」の挨拶
公園から戻りシャワーで汗を流しゆっくり朝食。
8:30から出社 会長職なので日々の実務は無いのだが、思い悩むことが沢山あり、その対応をパソコンで入力
配信している。時間に余裕があるので丁寧に昔からの経緯を説明した文面を記載しているので、長文になる。
どれほど深く読み込んでくれているかは、不知だが言わずにはおれない、書かずにはおれない、伝えないでは
居れないのであります。
その訳を考えると、もう私が幼いころからどれだけ苦労をして今日まで来たかを知る人が誰も居ないのです。
そうです、見ていてくれた先輩経営者が皆さん他界して、「初江さんお前さんは頑張ったね」とほめてくれる
人が居ないのです。居ないから自分で言いたくなるのでしょうね。
私は業界でも何処の組織でも最高齢者なのです。会社でも一番長く一緒に働いた幹部が36年間なのです。
私の人生は本に出来るほど波乱万丈でした。でもそれに興味を持つ人あるか、無しか、恐らくないでしょう
内装業界で60年間、親から経営を引き継ぎ、少しずつ会社を成長させてきた身としては、80歳を越えた今でも
会社が気になるのですよ。それを全て手放し、何も考えるなという方が、酷ではないでしょうか。
でももう手放さなくてはならないリミットが来ました。
後継者は着実に経営をしているのを見ていますから、其処は安心なのですが、情勢が刻々と変わる事への対応が
気掛りなのは、時間が解決すると思うのですが。
仕事を離れて時間の使い方、使う方法、趣味と交友、一つずつ準備をしてきているので、困らないだろう。
しかし私はやはりビジネス展開の醍醐味を味わっているので、それがなくなると、心身ともにどうなるのか
多分趣味の世界ではもの足りなさを感じると思うのです。
とは言っても会社運営の船頭は一人の方が良いというのは、自分の経験からもよくわかつている。
年齢に不足はないし、これ以上は老害になるのも解っている。
余生を楽しむ気力、体力、財力が劣化しな内に人生のラストランの設計をする、
そんな覚悟もしながら、悶々としているこの頃なのです。
総合的に見て、幸せな領域にたどり着いていると思う。
健康で体が動き人の世話をやき、新し事に挑戦して、前向きに楽しめている今を大事にしたいと、
気持ちよい秋の日に想うのです。