制限の多い社会生活の中、ようやく3月にたどり着いたとの思いが強い。
それは暗い、寒い、閉塞感の中で、ワクチンの開発と輸入と接種を待ち望んでいた事、
外出制限のなか、お家時間が多くなり、ゆっくりと家事を楽むことも出来たが、
人と会えない、話せない、食事を共に出来ない。それも良しと強がりは言ってはみたが、
やはり人と交流する楽しさ、嬉しさ、次への発展がない、やはり閉塞感の表現は正しい。
3月7日に制限解除されるであろう予測で、人の気持ちが一気に緩み再拡大すれば当然
オリンピックの開催は無理となろう。
ワクチン接種の普及期間とのせめぎ合いだが、接種タイミングの方が順調に進行しても
オリンピック開催には間に合わないと素人判断でも思ってしまう。
気温が上がり、血圧が安定したので、2ヶ月の冬眠生活の理由も無くなった。
よって怠け者でない証明として、3月1日の今朝は身支度を整えて戸越公園に向かった。
めまいは9割がた直った、膝の痛いのもほぼ直った。
玄関を出て歩き始めて直ぐに普通の自分に戻っていると感じた。
あの不調は嘘のように無くなっている。
音楽をイヤホーンで聞きなが玄関をでる。
12月は暗かった朝が、3月になり明るくなっている。
早くも梅の花が散りはじめている、沈丁花が強い匂で自己主張をし、葉ボタンはタワー
になつている。何より町並みの家々で玄関先が色ずいて、華やかに咲いている。
桜の枝先もふっくらしてきた。3月にようやく到着、これから暖かくなれば、コロナの感染
も押さえられるであるうか、「春よ来い、早く来い」子供でなくても待ち遠しい。
でも老人連だから、今しばらくは大人しく、事の流れを静観してから、そろりそろりと
外向きを謳歌したいものです。やりたいことが沢山溜っているが、でももう少しの我慢を。