薬師寺さんの花会式へ
日程が近ずくと、いつものように仕事が重なり、予定を入れなければよかったと、後悔しきり
そんな思いも振り払い、いつもの発車時刻すれすれに駅に駆け込む習慣も、今回ばかりは回避して
十分余裕を持って、1時間も早く駅に着き、駅中でお弁当を買ったり、孫娘の好きな髪飾りや文具、
雑貨を見て廻り楽しい待ち時間を過ごしましたが、それが運のつき。
気がつくと発車10分前、急いでお茶を買ってホームに駆け下り、ホームに入ってきた新幹線を写真に収め、
12時07分発のぞみに飛び乗った。
発車と同時に アッ‼
雰囲気が違う、汚れた空気は復路の新幹線、京都に行くのに間違って東京行きに乗ってしまった。
アー やってしまった。
「ごめんねオバーチャン間違えちやった」 と孫に謝り、12時27分東京駅発のぞみに駆けこみ、
辛うじて空いていた2席に座る事が出来て、まずは一安心。
しかし京都で名鉄特急の電車に乗車する太極拳の団体と、合流できるかが又きわどいところでしたが
京都駅で発車5分前にようやく合流できて、無事薬師寺さんへ向うことが出来ました。
2泊3日の珍道中の始まりでした。この乗車間違い事件では、
孫娘は横浜から太極拳の団体と合流しての車中の交流を楽しみにしていたのですが、
私に、何の非難も恨み言も言わなかったのには、感心してしまいました。
家族の間柄で、遠慮が無い仲であっても10歳の孫娘が、人の心に配慮する気使いには、
自分や自分の子供に置き換えてみた時、大人は出来ていないことを反省し、子供から学ばされて
内心頭が下がりました。
道中記は、又次の機会に