日常の仕事から手が離れ、就労時間中に新聞を読めた
出社前に新聞を読む時間が取れず、自宅のテーブルに数日貯まる事が時々あった。
休日にまとめてみて、参考になる記事を切りぬいて、結構な時間がかかった。
7月に入ってからは朝出社して、会長室で新聞を読むようにしてみた。
あれ~この作業は大方の経営者は日常している事ではないかと今更ながら思った。
長年実務をしてきたので、日々解決する事に追われ、時間の余裕が無かった事と
社員が働いているのに新聞を読むことに自分自身が抵抗を感じていた事とによる。
80歳という年齢と会長職という立場になり、今までの背負っていた重荷を、
新社長に委ね、長年懸案であった自分の掲げた30億の壁を突破達成をしてもらい
私の想い残す事は少なくなり、役割は終盤に近ずいている感が有る。
自分の体制から、若い組織へ移行した運営を黙って見る事の辛抱と訓練がされて
任す方も任された方も大変な努力と苦しみを味わい今日に至った事は、妥当な事と理解。
20歳の時から小さな体で重い荷を背負い、60年現役で事業展開をしてこれた事を思い起こすと、
多くの人のリレーで助けられた。その人達の顔が浮かんできます。
会社の陣容を整備し、役割を果たす事が出来る処まで来れた事に感謝の思いで一杯です。
就労時間中に新聞を読むことは今の私には許されることだ有ると思う。
もう一つ大相撲の放映を5時から事務所で見る事も許容範囲かなと思う。
8:30~18:00までの就労時間も短縮して良いだろうと思う。
いずれも何処の社長も普通にしていたことであろうから
ようやく普通の人になったと、心を軽くしてゆきたい