暖かい年末を迎えましたが、やはり季節なりの寒暖で時が巡るのが体と景気には良いようです。
今年も相変わらず激動の一年でした。大きな事件や事故が起きて収拾に気をもむ事も多くありました。
しかし何が起きてもあまり動じないで、比較的スムーズな解決が出来る様になりました。
それは「歳の功」と云う経験知が多くあることで選択肢が多くなり、一番良い方法で収拾出来るように
なったのかとも思われます。
若い頃には、「私はこんなに苦労をしているのに」なんで親は、何事に対しても平然としている様を
みて、不思議とともに腹立たしい感覚を持っていました。
今、親と同じ老年代になり、自分が比較的に平な気持ちで居られるのは、若い頃に見た親の姿と類似
している事に気が付きました。
と言う事は私の子供は、親の私をみて不思議さと腹立たしさの入り混じった複雑な心境に有るのでは
と推察がする事が出来ます。
私は 「 うふふ 」 と思いますが、努力して困難を打ち破り、ある領域に達すれば自分の手に
することが出来る境地に達せられるように、若い人は頑張るしかないですね。
但しその努力は並大抵のことではなく、倒れる寸前までの試練を繰り返して初めて見えてきます。
仕事収めの朝礼で、「今年も人生の中で最良の年でした」との挨拶が出来ました。
最良の年はもう十数年間記録を更新しています。子供や社員が成長して私を補完してくれて居るから
です、本当に有難い事です。
年齢と共に役割が変わってきます、先頭で引っ張る役割から、来年は少し後ろから付いていく役割に
変えて行く、変わっていく気持ちが強くなった年末です。
社内外の皆様の支援に感謝しています、今年も有難うございました。
2016年が良い年になりますよう祈念しております。
あうんを定期的に出来る様に、仕事の調整をしていく所存です。