2日目の宿不老ふ死温泉へ到着、部屋割りの指示に従い部屋へ直行、
荷物を置いて即浴衣に着替えて露天風呂へ。海岸に向かいせり出した露天風呂の目前は、
荒々しい岩の先には日本海。なんという解放感、赤い湯は体に柔らかくゆっくりと体をゆだねて
これがパンフレットに有った、人気の温泉だ。1時間近く湯につかったが、社員はだれも来ない。
夕日には間があるとすっかり油断をしていたら、急劇に雲間に赤い筋が表た。
いけないカメラが部屋にある。報道員として映像は絶対に欠かさないで記録をしなければと思い、
あわてて部屋に戻る。、お風呂に戻る時間が無いので部屋から、日本海に沈む夕日を撮影しようと
カメラを向けたが、雲が邪魔して夕日を隠してしまい、念願の写真は撮れずに残念。
明日は早く起きて日の出を撮影しよう。
これからの宴会も、今回の成否を分けることになる。
宴会場の広さ、きれいさ、サービス担当者、お料理をチェック、まずまず大丈夫、合格ライン。
挨拶、乾杯で一斉に宴会開始、幹事さんもまずはお腹いっぱい食べてから、
ゆっくり余興をすれば良いからと声を掛け「美味しい~、今回の料理は毎食美味しいとの声が聞こえる。
宴たけなわとなり、カラオケ、上司の物まねで抱腹絶叫おおいに盛り上がり、
席を移動しながら支店間の交流も盛んになる、あっという間で2時間が過ぎ、部屋で飲む人、
カラオケに行く人、風呂に行く人、すぐ寝る人と思い思いに解散。
翌朝、日の出の期待には雲がかかり残念、一瞬雲間からの真っ赤な朝日にシャーツターを合わせ。
良い1枚をゲット。朝食後、玄関前での記念撮影をすませ、よかったねの言葉を残してバスに乗る。
最後の目的地深浦町のウエスパ椿原へ向かう。朝10時の開園を待ってスロープカーで展望台へ
30人乗りのスロープカーはコバヤシで貸し切り状態、展望台に到着して、全員息をのむ美しさ
白神山地と日本海を360度の大パノラマで眺め、「来てよかった、見れて良かった」としきり
白神山地を1時間しか歩けず、前日の欲求不足もこれで解消されるぐらいの新緑の山々を満喫。
3日間で約1000枚を映したところで、デジカメの電池切れとなり帰路の写真は無しとなりました。
後ろ髪を引かれながら、11時12分発の五能線白神2号で山形に向かう。こちらの車両もコバヤシ専用
人気の五能線は大きな窓で日本海と白神山地の新緑の絶景を楽しみながら、最後の昼食を
「比内地鶏こだわり鳥めし」で頂く、これもまた美味しいねとの声を聞きながら,
完食するころには山形駅へ到着。新幹線の発車時間までの小1時間,
今までにたくさんのお土産で、かばんは満杯なのに、またもや一斉に駅ビルの売店へ急ぐ。
これでもか,と言うぐらいのお土産を買って、家族の待つ家路に向け、東京駅で添乗員さんにお礼を言って、
みんな笑顔で18時に解散となりました。
やれやれ終わった。病人けが人も無く、悪酔いする人もなく、集合移動には遅れず、だらけず、きびきびと
本当にお行儀、マナーが良くなった。宿・食事・観光・陽気も暑くも寒くも無く絶好の旅行日和で
何よりもお天気が3日間良かったことで、社員のみなさんが喜ぶ良い旅行を企画実行できて、
幹事冥利に尽きることでした。
もうこれで私はこのハードな担当は最後ですと、宣言したのですが、
又今回山歩き、自然に親しむことの快感を得た社員に、次回はたっぷり山歩きをして、良い温泉宿にとまり
翌日は自由行動にしたら、さぞかし喜ぶだろうと、頭には次回のイメージが膨らませてしまう、
自分が居るのに「アレッ 」と思うだめな私です。
旅のアンケートをして,良いとの感想は65%、普通が32%、悪いが3%と云う結果で満足感が高かった事
宿は雑魚寝で沢山触れ合える事が良かったという結果に、各店社員の交流をよろこぶ姿が見え
日頃いけない自然豊かな場所、おしい料理と地方の文化に触れることに感動する豊かな心に安心をしました。
沢山の写真に、みんなの笑顔が映っています、何よりの宝ものです。 みんなに「有難うございました」。