初日は宴会ではなく、青森の美味しい郷土料理と、津軽三味線を貸切ライブでたっぷり味わう企画です。
まずは会場は程よい空間で,内装も津軽の風景が壁面に写しだされ、お料理は和懐石なので順番に出てきて
各テーブルからは 「おいしい~美味しい~」 の声。
お酒も地酒からカクテルまで何でも好きなものを、好きなだけ飲んで程よく酔いが回り、期待が高まりたころ
奏者の登場。食い入るように身を乗り出し、箸の動きも止まり、息も止まったかのような静寂。
打ち響く三味線合の演奏と、軽妙な語りでぐいぐいと弾きつけられ、あっという間に30分のお決まりコースで
ラスト曲の声、「 エ~ 」と声を揃えてのアンコールに応えて,準備していた御捻りを持って舞台の端へ、
15分も 気持ちよく延長してくれた。
惜しまれながら終演となり興奮状態で、また飲見直し、メインデッシュの青森牛のステーキ美味しい、柔らかい、
の喚声のなか、まだまだお料理も続き、お酒もおおいに進み2時間半で感動のうちにお開きとなりました。
名残惜しくて弘前の夜に繰り出す人、 明日の山歩きの備えて早々に寝る人等、三々五々の解散となりました。
翌朝早く起きれたひとは、弘前城周辺を散策、早朝からシニアの人たちが三々五々、桜と新緑の下で
新しいく考案したバードターゲットゴルフを楽しんでいた。「見とれていると入りませんか、楽しいですよ」
声をかけてくださった。もろに「私もやりたい」と物欲しげな表情だったのでしょう、「ありがとうございます、
時間がないもので、残念ですが」と礼を言って歩みだす。
その後、何人かの社員と出くわし「空気が気持ちいいね、桜がきれいね」トすれ違う。
ホテルの戻って最上階で朝食バイキング、地元の野菜や漬物,おさかな、煮物、どれもみんな美味しくて、
これ以上食べると昼食が食べれなくなるとセーブして切り上げ、身仕度をしてバスへ乗車。
雪の為道路が閉鎖されていて、普通50分ぐらいの道のりが、遠回りをして、なんと2時間もかけて白神山地到着。
バスを降りると、ブナの新緑と残雪、川の流れの大パノラマ 「わ~~~きれい~~」 と喚声があがる。
早々に レンタル長靴に履き替え、3人のガイドさんの案内で入山、途中の分岐点で積雪の為進入禁止の立札が。
寒さが長引き、例年なら雪解けしていて、奥まで行けるはずが、ほんの入り口を1時間ほど回っただけで終了。
今回のメインである白神山地新緑のトレッキング、欲求不満で全員が「 エエ~ 」とブーイングが聞こえ辛い事。
早めの昼食を大広間でゆっくりと頂き、十二湖を目指して出発したが、途中バスガイドさんからの提案で、
秋田犬で薬師丸ひろ子さんと映画で共演した「わさお」くんが今日は出張してないで、鰺ヶ沢のイカ焼店
菊谷商店で待っていますとのアナウスに、車内で大喚声が上がる。
若い社員の人は殆どは知っていて、知らないのは2~3人の高齢者だけでしたが、しばらく解説をしてもらい
ようやく理解。首を長くして待っていましたよ,飼い主の菊谷おばさん「遅いから予約を聴き間違えたか、
と心配したけど、着てくれてよかった」と感激されて店の裏にある犬小屋へえ。
毛がもさもさとして体が大きく、いかにも田舎の犬顔で、おっとりしている。記念撮影をしてから、40人近くの人が一斉に、
焼いたイカに群がりお買い上げ。これだけの大量の販売ですから予約を聴き間違いたのかと心配した
おばさんの気持ちに納得。柔らかく甘い焼いたてのイカをほおばり又また満足して、 今日の最後予定地の12湖をめざし
2時間も予定から遅れ出発。
12湖も白神山地の中に位置し、火山の噴火による湖で、新緑の山並みに囲まれた神秘的な風景をゆっくりと
散策した後、一路2泊目の深浦不老ふ死温泉、日本海に夕日が沈む露天風呂を目指して急いで向かう。