1月に骨折してから外出はタクシーで、電車に乗る事が出来なかった
8ヶ月経過したので、最寄りの駅までタクシーを使い、三越劇場での新内を観劇するために恐る恐る地下鉄にの乗った
エスカレーターも不安でエレベーターを使い乗車ホームへ着く。
電車がきたので、ゆっくり乗り込み入口が混んでいたので、「すみません奥に行かせてください」と中に進んだ
つり革の掴める場所に着いたら、その前の席にいた若い女性が、「お若いので失礼ですが、もしよろしければお座り下さい」
と声をかけてくれた。「ありがとうございます、若くないのですが骨折治療中なのでお言葉に甘えます」と言って座らせて
貰った。若いのにすぐにさらっと声をかけてくれたのに嬉しく驚いた。
2~3駅進むと席が空き、その女性が座れた。良かったと思い会釈をした。荷物を両手に持っていたのでよかったと思った。
三越前で降りる時、ありがとうの会釈をして降車した。
「お若いので失礼ですが」と言うなんて、なんと気使いの出来る声掛けなのでしょうか。嬉しい気持ちで劇場へ向かう。
三越の帰り地下鉄に乗ると、夕方で込んでいたんで、中に入り見渡したが空席が無かった。
そこでつり革につかまろうとすると、前に座ったこれも若い女性がすくっと立って席を譲ってくれた。
帰りで疲れた様子だったのか、姿、形がもろ老人に見えたのか、迷わず譲ってくれたのです。
8ヶ月ぶりの外出で、この地下鉄での往復で席を譲ってくれた二人の女性の親切な気持ちをとても有難いと思いました。
それに伴い人が見ていて、もろ老人に姿形が見えるように、老化が進んだのだと思つたが、多少の救いは
「お若いので失礼かと思いますが」と言われたこそばゆさの少しのニュアンス違いに、なぜかニコニコする自分
年末には82歳になる白髪の老人が、スニーカーを履いて、リックサックスを背負い、電車に乗るには多少の無理が
あるようにも思わされる。混雑するしないで席が確保できる時間帯を選んで、乗車をする事が必要と思う。
親切な人ばかりではないので、つり革につかまり立つ事の危険回避も障害者には必要かとおもわれる。
こうゆう事から老人が家にこもるようになるんだなとも思う
回復がまだ80%程度なので、安全と健康体のバランスを考えて行動してゆかねばと思う地下鉄の乗車でした。