もう80歳過ぎたのだから着る物は何もいらない、買わないと自分の気持ちが決めていた。
それなのに新聞に入る春に先駆けた広告をみて、これ良さそう自分に合いそうと思うと、
早速その店に足を運び試着してやっぱりこれは良い、自分に似合う(顔が明るく見える)
これから死ぬまで着れそう、買おう。
このように、健康になると気持ちも体も動く、わざわざ銀座まで衣類を見にゆくという心向き。
今持っている物を着て何処にでも行けるのに、
未だ何も着てゆく予定もないのに、それなのに
なにか楽しいチャンスが到来する予感がもてるのです。
ここ何年もなかっあ気持ちになったのは心身共に元気になったからではないかと思えたので
素直にその気持ちに引導されて、買った、買った,買った。
買ったその服はクローゼットに仕舞わなで和室の着物を掛ける衣桁に掛けて、時々着てみる。
着心地も良い、顔も明るく見える、それを見て表情も嬉しそうに鏡に映る。
こんなことをしているうちに、色々なイベントの予定が飛び込むもの、取りに行くものも見つけた。
そのイベントに参加する準備で、その場に応じた服装を準備していたことになるようだ。
一つ目は
八ヶ岳小椋佳コンサートのチラシを見て、これだと思い即申し込み4/30~5/1コンサート初体験
スケールの大きなコンサートは押しつぶされそうで行くきにならなかったが、250席という少人数で
高原の景色と空気の中で、希少なコンサート(小椋佳さん活動を終了宣言をしている)
今までは気持ちが向いていないから、情報のキャッチが出来ず、時間と気持ちの余裕も無くて断念していた。
高齢な事と後継者が出来、事業の最前線を退いた立場で、ようやく人並みの楽しみに触れるチャンスが来た。
旅行会社のツアーに一人参加。自分の意志で行動する一人旅が心地よい習慣が出来てきている。
2つ目は
京都葵祭をビップ席から観覧できるご縁に恵まれ、二組のご夫婦と独り者の私と5人旅
穏やかなお人柄、高尚で稀少な知縁、グルメ情報豊富な食通、夫婦仲の良さが、今までの人脈ではないご縁に
70過ぎてから恵まれて、ゴルフに会食に旅行に心豊かシニアイライフを共にエンジョイさせて頂けている。
仕事以外は人に溶け込まず、壁を作った行動が多かったが、仲間に入れて頂けている事が何より有難いことです。
こんな場面で新しく購入した衣装で、明るく楽しく心躍る経験をする事になった。
日頃贅沢はせずに慎ましい生活をしている私が、この春は色々とはじけた経験をしている。
毎月のクレジットの明細が届き、予想していた通りの高額の明細を見て、うん~んそうだよね。
私は長年毎月自分の金銭収支は記録しているので、近年まれなる出金であつた。
実は洋服だけでなく、和服の帯を購入、実はこれが高額なものでした。
これは衝動買いというか、GWや夏休み、正月休等の連休になると、何故か呉服屋さんを覗くのである。
仕事に一段落ついて(本当はつかないが小休憩)、新しい難題が入らない連休は心が解放されるからだ。
目の保養で覗くのが、つい好きな色合い、風合いで心が欲しいに引っ張られる。
こんな癖を自覚しているので、買わない為には、店に行かない、そう決めている。
それなのに元気になると、行く・買う、そして外出の機会が出来る、着て参加して着物を褒められる好循環
色々と思考。判断・行動分析をして、これは上手に生きる必要条件であると、自分で自分を納得させ
罪悪感を抱かないように心かけている。
周囲は自分で好きなように使えばいいよ。
自分で稼いだのだから。言われるが所詮貧乏の生まれ育ちで
来月6月からは控えようという気分に出納帳を付けながら思った。