景気が良くないと云われ続け、どこの商業地を見ても明暗が分かれています。
しかし、どの業界においても元気な繁盛店があります、そのお繁盛店には必ずその理由があります。
その理由は他店よりも差が明確なので、お客側から視るとはっきりと解ります
戸越銀座にあるお蕎麦屋さんは、美味しさと 嬉しさと ワクワク感を感じ、又行きたくなるお店なのです
日曜日の11時半、昼には少し早い時間でした。 「メニュー見せて」と云ったら、」 「ごめんなさい今作っているとこです」
と返事をしながら、店長がパソコンでメニューを打ち込んでいました。
「日曜日からメニューを変えるの」と聞くと, 「いえ違います、毎日変えています」 と返事です。
「毎日メニューを変えるのは大変でしょうと」 聞くと 「そんなことないですよ、お客さんが、毎日来るのに
同じメニューでは飽きちゃうでしょうから。 でも作る自分たちも毎日同じではつまらないので変えています」と
努力などという苦行ではなく、お客さんと自分たちが気持良い事を考えた自然体の成り行きのように聴き取れました。
私が一番驚いたのは、こちらのお蕎麦屋さんのお刺身は、お鮨屋さんのお刺身よりも絶対に美味しい。
メニューは親方の朝釣りの戦利品もあり、だから新鮮でおいしくて安いのは合点がゆきます。
また不思議な事に和・洋・中華まで創作料理が多種あるのですが、蕎麦は当然のことすべての料理が おいしい 。
私は美味しいとすぐに人伝えたい、そこに食べに行ってほしいと考える性格なので、友人を誘って案内したり
知人に勧めたりして、良いところを紹介してくれたとみなさんに歓ばれています。
昨日もお蕎麦屋さんに行きましたが、店員さんから、お客様で「小林の社長から聞いたので来ました」という方が
来店されたそうです。どなたか定かではありませんが、美味しかった、また行こうと思って下さると
勝手に想像してます。 お料理もいいのですが、フローアの店員さんお接客も つかず離れずの良い間合いで
感じが良い接遇です。
その戸越銀座のお蕎麦屋さんは 正乃屋さんといいます。
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