30年近いお付き合いのある女性経営者と月1回のペースでお会いしている。
東京都が主催した女性経営者向けのセミナーで意気投合したのが始まりで、
その際の参加者は25人前後であつたと記憶しているが、
それが5年前から3人になった。
年齢的な事も、事業展開が困難になった事も、家庭的な事も事情は様々だが
一人欠け二人欠けして現在に至っている。
2024年の初会合での私以外の2人から出た言葉は、80歳までの後5年は仕事をする宣言でした。
その後はアドバイスをを貰わないでも運営できるように、経営の様々な事柄は習得してください。
と社内で宣言して来たということでした。
二人の経営者は共に現在75歳、私は現在81歳までに一般実務は引退しているので、
3人の80歳現役引退の足並みは揃う。
人生100歳時代に向かう3人の経営者の引退は80歳、その後20年の余生を豊かに過ごす。
そのために何をするか、何が必要かとの話に至った。
老後生活を安泰なものにするために、
事業承継に必要とされる資産条件を整えて置く必要が有る事の認識を合わせたが
夜テレビを見ていると、100年寿命を生きるというテーマの放送があり、100年時代を生きる条件として
1.学び続ける 2.人との良い人間関係が有る 3.変化と向き合うことが必要だという解説が有りました。
昼食会での女性経営者3人の80歳までの現役論においての引退後20年の物理的な資金の有形資産と
無形資産である精神心得の両面を整えることが、100年元気で生きる条件であること認知することとなる。
昔55歳~60歳定年で75~80歳歳で寿命が尽きる時代とは異なり、寿命100年時代を豊かに生きるためには
80歳まで身体健全、頭脳明晰の必要条件が有る事の必要性は十分認めているが、口をそろえて言う事は
物忘れが多くなった、耳が遠くなった、と愚痴が多くなってきた、「後5年持ちこたえないとならないんので
頑張るのよと」6歳年上の私は、滑り込みセーフ状態の余裕な気持ちで話を聴いている。
明るく気丈な3人だが、内臓も、骨も、頭脳も、間違いなく衰えてはきているのを認めざるを得ない。
「でも元気の方だよね、色々苦労は多いけど幸せな方だよね」との締めの言葉で、また来月の再会を約して解散。