2012年1月に記載を初めてちょうど13年が経過しました。なんと400件でページは600頁に及びました。
月に数回の掲載が、長い年月の経過とともに累積してきたのです。
今読み返しても、忙しい実務と並行して良く書いてきたものだと自分でも驚きました。
内容も陳腐化していないようにも思いました。
時代が変化して、商店がなくなり、住人が変わり、建築物が高層化して、街並みが激変してきました。
会社のある品川地区の荏原中延駅周辺には14階までの中層ビルがのにょきにょきと建築され駅前の商店は
数件を残し跡形もなくなり、駅がマンションビル群の谷間に埋没している様な格好になってしまいました。
ビジネスが変わり、税制がかわり、物事の考え方が変わったり、心のあり様も、そんな色々の事柄を見聞して
驚いたり、怒ったり、笑ったり、喜んだり、そんあ自分の想いを伝える時間がないし、相手もいなかったので
その受け皿としての役割でホームページへの掲載が長く続いた事の一因でもある様な気がします。
今は年齢も83歳、実務もしない、会社名も(株)コバヤシから(株)Indexにかわり、ぼちぼち身の置き方、処し方、
するべきことしない事、仕訳をして老前(しっかり老中かも)老後に向けての整理を開始する手始めにあうんを
形にして残しておきたいと作成しました。
2019年に 【コバヤシの歩み】
2021年に 【インテリア業界の変遷】
2025年に 【会長のあ・う・ん 小林初江】の3部作ができました、これをすごく誇らしく、嬉しい気持ちです。
印刷が上がってきたので、業界での私を良く知っている人に、いち早く見てもらいたと送ったら、早速電話での
反応の言葉は小林さんが「40年前に業界にデビユーしたころは、字も解らない、文章も書けなかった人が、
良くここまで上手に文章を書けるようになったね」と大変嬉しい言葉で褒めてくださいました。
そんな私が会社のトップとなり、伝える事が出来ないと仕事にならない事を実感しました。
そこでいかに、伝えたい事を、正しく、正確に確実に伝えるかを思案して、毎月得意先に対し情報提供と銘打って
【インフォメーション】というネーミングで記事を書き、印刷して請求書に同封しました。
その書面をまとめたのが【インテリア業界の75年の変遷】で1984年から2020年迄の間、発信を続けていたので、
この時に少しずつ進歩改善して文章が書けるようになったのかと、今にしては思います。
積み重ねの大事さと努力で人は成長できる事を更に感じている次第です。
この情報発信は同業他社との差別化になりましたし、私に考える力、伝える方法論を身につけさてくれました。
私の座右の銘は「死ぬまで成長」と思っています。臨終のときにどんな言葉を発するかも楽しみです。
本ができたら欲しいとお申し出の有った方には郵送いたしましたが、もし興味がある方は
ご連絡いただければまだお渡しすることができます、冊数は限られますがお申し出でください。