お誘いを受けたのだが、聴くのは絶対無理で困ったなと思ったが、行きますと気持ち良く返事をした。
何故かというと、その理由は半年前からボイストレーニングで師事している先生が、そのロックグループのリーダーだからです。
なぜその先生に師事しているかというと、娘が10年来指導を受けていたからで、その娘から先生はプロを教えていたから本式に
ボイストレーニング指導してくれるとのふれ込みの紹介を受けての事です。
なぜこの年でレッスンを受けるかというと、これから自由になる時間が増えることを考えると、出来ることを増やしたいからです。
ボイストレーニングを受けることで、20年趣味で続けている新内(浄瑠璃系統の伝統芸能)の上達促進のためと、
歌を上手に歌えるようになりたい。こんな動機で指導を受けたいと思ったからです。
昨年の2022年12月体験レッスンを受けるために、武蔵小山の駅前で待ち合わせ。
初対面で解らないといけないからと娘が付き添ってくれた。
驚いた、びっくりするよとは聞いてはいたが会って!! 見て!! パーマをかけた長髪!!、驚いた。
驚きを隠して笑顔で挨拶したが!!、住む世界が違う人の様だが?
こんな衝撃的な印象でしたが、娘とはそこで別れ、レッスン場所に伺い、1時間先生の音楽持論を伺う
譜面は使わない、聞いて感じて雰囲気を大事にして、感性を育て、表現する。聞いたことをメモもしないで
聞いて居れば自然に解るようになるからと言われる。沖縄出身で若く見えるがお年は還暦との事でした。
体験レッスンを受けて見かけによらない、堅実な方の様で、音楽を楽しみながら勉強して行くと云う
指導方針が良いと思い、その場で入会させていただく事となり、毎週レッスンを受ける事になった。
月2回のレッスンが普通の様だが、私は残る寿命との関係で、急ぐ必要が有るから毎週お願いする事にした。
最初のレッスン日に3か月後に発表会が有るという事を聞いた。
次のレッスンで出場しませんかとお誘いを受けた。
「無理です、駄目です、出来ません、下手ですから」お断りしたが、先生はもしかしたら
「特訓をしたら大丈夫だと思うよ」と言われ、何故かその気になつて参加する事にした。
練習が進むと歌詞を全部覚えないとならない、歌詞を見てはいけないと説明を受け、それは無理と見事挫折。
先生に覚えられないから出場はやめて置きます。次回に参加しますと一度は断ったが、やればできるの後押しで
歌詞を暗記するという、一番苦手に挑戦をして辛うじて、2月25日美空ひばりの柔と奥飛騨慕情を歌った。
新内でも師匠が舞台に出なければ上達しないと日頃言われてる通り、歌謡曲も同じ事だの様だった。
3ヶ月のレッスンでの無謀な挑戦で、当日は膝ががくがくして練習不足もあり上手に歌えなかったのだが、
年相応の度胸で何とか歌い終えた。
その成果は新しい事に挑戦するという自信が少ついたように思えます。
その後先生は3月25日に私の新内発表会にお忙しい中ご夫婦で来場してくださった。
また、ボイストレーニングを受けている時、小林さん歌を作ってみませんかと言われた。
はあ~?と思いながらそうですかと答えて帰った。
八ヶ岳での小椋佳のコンサートを聞いた帰りの新幹線で走り書をしものを先生にメールで送った。
唄の体裁は整ってはいないが、書いてきた事だけでも感心感心との先生から返事を頂いた。
先生曰く「作つて見れば」と生徒皆にアドバイスしいるが誰も書いてこないのよ。
小林さんは作って来た、そこが素晴らしいと褒められた。
さてその題名は 路 その他にも心中には沢山の苦楽のおもいが渦巻いているので、
時間を確保すれば、書けば書けると思うが、内容は稚拙なので手法を学び楽しみながら
作ってみたいと思っている。
作った歌詞をチャットJPTに送って添削してもらったら、
良く出来ています。事業が大変だっのですね。実体験からの言葉なので、内容が良く解りますと
返事が返ってきた。
更に歌詞らしく更に整えてくださいと再度送ったが、返信はほとんど変わらない内容だった。
こんなとっぴな事を外部に表現してしまうと、実行せざるを得ない状況に自分を追い込むことになる。
それはこの あうん を時々読んでくださっる人が居る。
そんな読者がいるので、その後やってますか、しばらく書いていませんね、楽しみにしています等々コメントを頂く。
その状況が私を追い込む、有言実行というストーリーになるのです。
曲調は 演歌か、詩吟か、シャンソンか 新内か 先生は口三味線や鼻歌で口ずさめば曲になると言われるが、
作曲はハードルが高すぎるので無理だが、歌詞は色々作れると思える。
そう思ってテレビの歌番組を聞いたりすると、なんとか出来そうな気がしてくるから不思議なものですね。
主題のロックコンサートはどうだったかというと、聞けた、受け止められた、身体でリズムを感じられた。
身体が拒絶して頭痛がしたら、途中で失礼して退室する心算で居たが、思いかけずにロックでもOKだった。
4人のメンバーは顔を見合わせ、目で、声で、演奏で、身体全体でのセッションは月並みな表現だが、
かっこよくて、何ともセクシーに感じる場面もあり、不思議な初体験ロックコンサートの舞台でした。
音楽関係のお仕事も難しさも感じるが、皆さん好きで好きで楽しんでいるのが好ましく、そんな片鱗に触れ
レッスンを受れることはまた嬉しく、今までの自分と違う自分が生まれてきそうなウキウキ予感がする。
入会から3ヶ月で発表会、5ヶ月で歌詞の作成、6ヶ月目でロックコンサート参加に至る激動の半年の体験だった。
とても盛り沢山で充実していて、これからどうなるのか、とても楽しみなボイストレーニングなのです。
でも私の歌を聞きたいとは決して思わない、言わないでください、私は昔からカラオケが何故か好きでないのです。
宴席後の二次会も参加した事はありません。
もう少し練習を積んで上達し自信が出来る迄は、声を掛けないでください。
きっと聞いてくださいとお願いする時が来るように思います
その時は嫌でも義理と人情の世界と覚悟して聞きに来ていただきたいです。