景気動向 日本経済新聞の記事から思う事
2022年12月を持ちまして38年間連載していたインフォメーションは80歳を区切りで終了しました。
日々の新聞報道を見ていると、ビジネス展開を共にしている関係者の方にはお伝えししたいと思う
情報が多々あります。そんな訳で少しずつ展開できればと思い記載を再開したいと思います。
情報がずれないように、多方向の方とに情報交換をして、記載をするようにしていますが、
色々なご意見等をお寄せいただければ幸いです。記事の最後に投稿できる欄を作りましたので
賛否両論をお寄せいただけるようにお待ちしています。
2023-1 建材の在庫がだぶついている
木材や鋼材などの建築資材のメーカーや流通の現場で在庫がダブついている。と3/7付けで報道されている
都心の再開発ビルなどの需要は堅調な一方、中小ビルや住宅の建築が停滞して出荷が振るわないことが原因、
そのために在庫が減らない。高止まりして来た資材価格も一部で弱含みを始めた。
この現象が今後の住宅産業にどのような変化が起きるか慎重に見守る必要がある。
資金繰りで在庫放出の事態が起きれば、その現象は功となるか罪となるか、業界で力のある業者がメリット
を受け、弱小はデメリットが多くなる気がしてならない。この現象が他の商品に及ばないように注意が必要。
2023-2 値上げの波を受け生活防衛 企業を的にまとめ買い需要に移行
食品 割安な大容量品投入 プライベートブランド品開発でコストパフォーマンスの良い商品を開発
家電 長期保存向け冷蔵庫 大量食材購入すれば冷蔵庫も、人工知能で庫内の整理や手入れを促す。
風が吹けば桶屋が儲かる同じ理屈で大型冷蔵庫が必要になる。
2023-3 コンビニ5~10%値上げ 春から大手3社の総菜やPBが一斉に
原材料や電気代などのコスト上昇がつずく中、フランチャイズ加盟店の収益確保に値上げは必須と
ファミリーマート、セブンイレブン、ローソン、各社各様の戦略で買い控えを防ぐアイデアを出している。
原材料の値上げが我落ち着く時期の見通しも出来ず、更に8月には値上げをする事も見えている。
なんでも、何処でも、皆値上げラッシュ。
値上げすると客離れを心配して値上げが出来ない店
値上げしても、客足が減らないので、更に値上げする店 この差は何であろうか。
それは自信のある店で、絶対美味し、他社に出来ない秀でたものがある。
これが勝敗を分けることは間違いない。繁盛店を観察していて、明解に判断できる。
経験したことのない景気の大きな波が押し寄せてきている。これから不良債権が多発するよな予兆がある
それに対応できる資金力と、市場を見極める対応力が、企業人には更に求められてくる厳しい時代になる。
そんな恐怖も持ち、注意しながら運営をしてゆきたいと思います。