お彼岸が過ぎているのに気温が低く、春が足踏み状態で待ちどうしい日が続いている。
それでも桜の枝先はほんのり桃色に膨らみ、遠目で見ると薄いピンク色が、朝の空に
色鉛筆で撫ぜたように絵になっている。
三寒四温と季節は行きつ、戻りつではあるが、春は間違いなく確実に近ずいてきている。
高温が急上昇すると、木の芽は一日で元気に勢いよく育ってくる。
そうなると、これが春だ春だと気も心も足取りも軽く、自然に自分の頬が緩んでくるのを感じる。
季節に関わらず、困難は次々と押し寄せててくる。ロシヤ/ウクライナ戦争、北朝鮮のミサイル発射
中国の動向等々、国際情勢は混沌として、戦争終結は遠い道なのであろうか。
これから何が起きるか誰が予測が出来るのか。
その中で物資の不足から、海外のみならず、日本でもじわじわと物価が上昇してきている。
地震等の自然災害もいつ起きてもおかしくないと報道され、もし大都市圏で地震が発生した場合は、
日本は立ち直れないと,成人したばかりの子供までが心配をしている。
春よ来い、早く来いと呑気にしてはおれない緊迫したご時世だが、晴れ着を来て卒業式を終えた親子連れ
にすれ違うたび、どうか平和な世の中で真っすぐに成長して欲しいと思うのです。