12月4日土曜日池袋駅交番の傍にある池袋演芸場を見かけて、あれ良いな~と思いながら
用事を済ませて帰り道また前を6時半に通り、出演者の看板を見た。
古今亭菊之丞、春風亭一朝、聞いたことがある名前があつたので、切符売り場で「何時までですか」
聞くと8:30くらいですとの事で、それなら2時間聞ける、家に帰るのが9:30になるが、良し聞いてゆこう
と決断してチケットを買う。いくらですかと聞くと2,500円との事で、支払いをして恐る恐る階段を降りて
地下2階に寄席があつた。
1階のフロントは形ばかりの観葉植物を配置して、池袋の酒場環境を多少でも緩和しよとしているが、
如何せん池袋の繁華街、初めて女一人で入るのは勇気を持ち、「行くぞ」との覚悟無しでは入れない
そんな雰囲気を醸し出している。
地下2階の入り口は解放されていて,五街道雲助さんの落語が聞えてきた。
会場を見渡すとこじんまりして100席ほど、客は半分ほど入っていた。
中入りを挟んで4席を聞くことが出来た、興に乗ると大声で人々の笑い声、これが寄席の臨場感なんと、
体を乗り出してリラックスしてわらって周囲に馴染んでいる自分がいた。
浅草や上野でも寄席は見かけるが、用事があつて動いているので、なかなか入る事が出来ないでいたが、
今回は土曜日休日の夜なので、時間制約がないので、タイミングよく入る事が出来た。
映画は時間制限があるが、寄席はどこから入場しても良いので、これからは利用の可能性が大きい。
人は知らない事を体験するのは、怖気が多少あるが、それを乗り越えれば、楽しい事が体験できる
味をしめたので、今度上野も浅草も挑戦してみよう。
来年は元気な80歳、今迄仕事優先で余裕のない生き方をしていたので、これからは観劇も落語も、
映画も、旅行も大いに楽しみたい。
働くばかりで、楽しみを知らないで,天国に行っちゃったね、かわいそうと言われない様に。