2021-3 インテリア業界75年の変遷を冊子にまとめました
インフォメーションと題してお得意さま向けにA4用紙1枚の情報を発行開始したのは37年前の1984年で、この時には創業から37年が経過していました。発行から18年間は毎月、その後は社長の情報通信と隔月で担当して18年間で合計324回発行をして参りました。創業からの37年間は自社で経営を記録したものはありませんので、前半はインテリア業界を記録した書籍を参考にさせて頂き、後半は自社発行のインフォメーション全頁をコピーして約400頁になりました。また毎年の流行語、漢字も掲載し世の中の動きが読み取れるようにしました。
インテリア業界75年の変遷
と題して私共の生業であるインテリア卸売業としての役割とし、真に役に立つ情報として発信してきた物を纏めました。古い紙面は内容も薄く文章には稚拙さも見られますが微力でも業界発展の力になりたいと願う熱量がありました。
私はコバヤシに60年間在籍して、来年で80歳になります。ラストランの一環で社内の記録として作成しましたが、インフォメーションは元々お客様の為に発行しておりましたので、もしご興味があればお申し出で下さい。嬉しくお届けさせて頂きます。
2021-4 価格改定
各ブランドメーカーより9/21から価格改定を実施する告知が届きました。対象は壁紙、床材、カーテン、椅子生地、副資材全般に及びます。値上げ幅は13~20%と各メーカーでばらつきがありますが、可能な限り早く、適正価格を提示できるように手配を急ぎます。
2021-5 ウッドショック~木材高騰~住宅建築価格が軒並み値上がり
主なハウスメーカーの積水、ダイワ、三井ホーム、タマホーム他の値上げラッシュが新聞やネットでも報道されています。秋に実施されるインテリア商材価格の値上げも正当に申し出る必要があります。この時期を逃し、遠慮をすると値上げのチャンスを逸します。ハウスメーカーの建築価格に含まれる内装工事価格比率は僅か2%です。その2%を多少値上げしても、木材と違い全体価格に大きな影響は出ません。正しく主張頂き、健康経営を堅持下さい。交渉には圧力がかかり難儀ですが、建築の重要な仕上がりを担う最終工事で建物の印象が左右されます。施工の職人さんも高齢化が加速し、次の技術者の確保・要請も重要です。この価格改定の難関を乗り越え、コロナを乗り越え、オリンピックが無事に終了する事を祈るばかりです。