2019年春先に若いと思っていたのに、毎日運動をして元気なのに、突然の怪我や体調不良は確実に加齢現象に陥っていたのを、思い知らされたことでした。
自分でも人生の下り坂をどのように生きてゆくべきか、立ち止まって考える時に至った。その一環で半年の期間を掛けて、コバヤシの歩んできたみちのりを書き残すという大仕事をしていた。
以前から次の世代に書き残そうと考えてはいたが、ついに絶好のタイミングが来た。
2017年10月社長業の仕事を幹部に事業承継して、もはや多くの口出しは出来ない、してはならない立場になり時間の余裕が出来た事がある。
それに加えて作業に力添えしてくれる人が3人できた。このチャンスに一気に仕上げようと勢い込んで、仕事の合間に社員教育を兼ねて、作業を共にすることになった。会社の成立ち、思想、行動を社員が濃密に理解することとなったのは何よりの副産物となった。
7月20日の第59期経営計画発表会にて、社員全員に配布することができた。奇しくも創業者・小林茂の20年目の命日にあたり、これも大きな供養となり、お供え出来たことは嬉しいこととなった。冊子は【コバヤシの歩み】と命名された。