近所にいて時々自転車ですれ違って、挨拶するだけだった昔の社員で、お客様の奥さん。
私も少しは余裕が出来たのか、街で出会った時に自転車を降りて立ち話をした。
社長交代の話から、40年も昔の私の両親の事、若くてがむしゃらに仕事をしていた私の事が
彼女の口からポンポン威勢よく飛び出してくる。しばらく聞いていたが立ち話もなんだから
夜食事をしようと云う事になった。さっそく武蔵小山の一途というラーメンのフランス料理を予約。
若くて、大変な苦しい時代を共に過ごした、近所の金物屋の奥さんと3人で昔話を懐かしみながら
盛り上がった。
昔の会社の内情、実態を知る、数少ない貴重な人達だ。次回には私の子供もいれて一緒に
食事をしようと思う。
語り継がないと、忘れ去られてしまう、貴重な外部のかたりべ的存在だ。
昔があって今が有るのだから。
親の私の話では素直に入らない事でも、他人が言う事の真実はふに落ちるのではないか。