小劇場で長唄の会
松永忠五郎喜寿記念、4代目松永忠三郎襲名記念の会へご招待を受けて鑑賞した。
小林夫妻はゴルフを通じての友人で、そのご主人が学生時代から趣味で長唄を習い
会があると何時もトリを務める腕前、もう70才も近いと思われるが、長年きたえた喉は
見事なことでした。
私の習っている新内とは趣きが全く別物で、大勢の唄や三味線お囃子が揃い、
それは見事で別世界を見ているようでした。
何時もはお目当ての出演者の時間に合わせて参上し、終わると直ぐに失礼していたのが
今回は3時間も、眠くもならずに鑑賞する事ができた。
最後にはたぬき会の歌舞伎役者連が勢ぞろいで、歌舞伎の芸とは違う、日頃の手習いを
披露され、こえが出にくいやら、間違えやらで失笑もあり、楽しい舞台でお開きになった時
にはすでに21時となっていた。大変お疲れ様でございました。
引き出物に頂いた漆の器は漆芸家の次男さんの作品で、ずいぶんと上達された。
使い易い姿容なので、日常に有難く使わせて頂く事にしよう。