ようやく時間が取れて、浅草にむかう。今日はゆっくり気の向くままぶらりぶらりと地下鉄を上がる。
一つだけ目的は、藤元虎という刷毛・ブラシのお店を探すこと。大通りに出て聞いたらなんと今出てきた都営浅草線の駅の横と言う事で、後戻りをして直ぐに見つかった。
ビルの1階で2畳敷きを超えるような紺の帆布の大暖簾が老舗の風情を出している。
女性の化粧ブラシ、紅筆、などから記念品に良さそうな品選びをするのが本日のお目当。
手植えのブラシで流石に肌ざわりも良く、長持ちするそうで、女性は喜んで使用してくれると思う。
これは4月30日に国立劇場の大劇場で新内の冨士元派家元襲名と、弟子の名取り披露があり、私も弟子のひとりとして出演する事になった晴れの舞台です。
とはいえ素人の趣味を聞いて頂くので、お土産を沢山用意して、お待ちする次第なのです。
そのお土産の記念品として使うのであるが良い物が見つかった。
それは市川染五郎さんの使用している紅筆を奨められたので、それを注文する事にした。
2本サイズ違いを購入してまずは自分で使って見ようと、ウキウキした気分で雷門に向かう。