11月の数日間、何時ものベンチに荷物はあるが本人がいない日があり、その後荷物も無くなった。
音信を聞いた一人目は知らないと、二人目に聞くと、なんと倒れて救急車で運ばれたという事までは解った。
そうかそうだったかと、少し安心した。理由は寒さに向かう中、雨の日も有り、寒いだろうとの余計な心配もいらない。
暖かい病院で看護を受けている事の方が、安心感があり、ほっとした自分が居た。
もうこれで遠回りをして、ベンチをみに行かなくて済む。気をもまないで済む。
しかし、もう少しでお話が出来そうな関係になったのに、残念ではあるが、人の人生をのぞき見してみようなどと、興味本意な野次馬根性を辞めるのに、いい潮時だったと思う。今後はどうしたかな?などと考えない事にする。ベンチさんの愛称でその後を楽しみにしていた方には申し訳ないのですが、ベンチさんはこれにて終了となります。