友人が清元長唄で、喜撰の坊主役を30分に渡り演じました。
初めて見る本格舞踊で大層な驚きでした。歌舞伎で見ることはあっても、友人がこんなに本格的に舞うとは、見るまで想像が付かなかった。私の無知と言わざるを得ないのですが、今日インターネットで喜撰を検索して内容が理解出来た。
興味のなかった舞踊を鑑賞する事になったのは、太極拳のお教室で一緒に習っている関係での事です。
御年82才で舞踊の師匠をしていながら、太極拳を習い、検定試験を受けて資格を取り、大会に出て活躍。
何故そんなに貪欲なのかは、太極拳をする事で、舞踊の際に体幹が鍛えられ、腰が安定し上手に舞えるのだそうです。私より10歳近い先輩がこの意欲で挑戦し続ける姿に驚愕し、賞賛です。万歳です。
独身で身軽なこともあるでしょうが、仕事を退職してから、ボランティアで読み聞かせサークルを率いたり、舞踊の師匠でお弟子さんをとり、太極拳では指導員資格取得を目指しての練習を積む。私も元気な部類だが、負けそう。
同じ古典芸能を習っている事から、相互交流で私の新内発表会に来て頂いたりしている。
今回はお呼ばれして、自分の守備範囲が少しずつ枠を超えて広がるの感じることが出来た。