4月1日 の出来事
朝礼で発表が有りますと私が発言すると、社内はしばし沈黙の後、「実はこの度結婚する事になりました、
よって仕事は辞める事を決断しました」と言うと女子社員がキャーと奇声をあげ、居合わせた二人息子の
専務と常務は顔の表情がこわばり、一瞬沈黙の深刻な雰囲気が漂いました。
声のトーンを上げて「な~んて事あると良いなと思いますが、今日は4月1日のエイプリルフールです」と、
言ったとたん「な~んだ」とどよめきと安堵の様子がおきて、一同笑いに変わりました。
悪戯がちょっと過ぎたかなと思いながらも楽しい事でした。
待ちに待った 筍の季節
筍の春のかおりと、ちょっといがい様な大人の味が好きで、わかめと筍の若竹煮、筍ごはん、焼き筍
中華のチンジャオロースーとにしたり、本当に美味しい事です。
私は新しいのを選んで、自分でゆでてから料理をします。ゆでるのにあく抜きで米ぬかが必要です。
その筍の売り方に違いを発見しました。
八百屋さん、スーパーでの売り方が4種類あり、どれがお客様にとって一番親切かと考えました
1.筍本体のみでの販売 ~~ぬかを他で買わなければならない
2.筍の梱包にぬかの小袋を入れてある ~~とても便利で感心した、有難い
3.筍の傍に別売りで、ぬかの小袋を置いてある ~~45円/10Cm程の小袋、米屋値段の100倍と高い
4.青果店の裏で茹でて販売し、生では売らない ~~すぐ使えるから便利だがとても高い
私は2番で購入する、そのお店はOKストア、1は町の青果店、3はサミット、4はアーケード商店街の八百屋
各店ごとに消費者の料理する事までイメージした販売方法で、そこにはお客の利便性とお店の利益の確保す
るかの方針が見えてくる。私が判定するNO1は価格、鮮度、配慮を考えるとOKストアーに軍配が上がる。
私たちの商売も同様で、おなじ商品でも何種類もの売り方があり、使う人の利便性を考えた工夫が評価
頂けるように考えるのが重要とおもいつつ、短い筍シーズンを十分の楽しみたいと思います。
ぬかはぬか漬けを作っているので、時々お米屋さんで購入する、片手の平に乗るぐらいで一袋20円である。
しかしお米を買わないで、ぬかだけ買うのは、嫌なお客と思われて居そうで、気が引けるが。
私のお米のお気に入りは「宮城県のつや姫」でOKストアで5KG1,480円 とても安くて美味しいので、
町の米屋さんでは買えずご免なさい
桜の下で太極拳
寒くて暗い冬が過ぎて、寒さもゆるみ、あさの日出がはやくなり、1ヶ月位前迄は、暗いうちに家を
出て、林試の森まで自転車を 「う~寒い寒い」 と独り言を言いながら走らせたのがウソのようで
なんとも穏やかな心地よい季節となりました。
満開の桜のしたで、冬眠と称して休んでいた人方々もボチボと復帰して参加人数も増えて、
15人位参加するようになり、また枯れ木に花の賑わいになる、これも春の効用です。
2か月ほど前から姿が無かったベンチさんも、公園の河津さくらが葉桜に変わるころ、戻ってこられた。
とても元気そうで、ベンチのまえを通ると自動運転の車いすの老人を見て「あ~ありゃ―良いな」と
笑う様子は健康そのもので、思わず私は微笑んでいた。
入社式
5人の新卒が入社をしてきた、有難い事で今年も真面目で素直で明るい人が揃いました。
私からの挨拶は、
1. 何事においても方法論が複数ある、安易ではなく大変な道を選択して、克服する癖をつける。
2. 仕事は誰よりも最上質のレベルを心掛ける。
3. 何事も継続する事で誰よりも実績と自信が付き周囲に評価されます。
この私の歩んできた生き方の3訓を伝えました。
また経済環境は国家、地方自治体、企業、家庭、個人のいずれの段階でも苦しい状況が加速しています。
これからの人達の老後は年金で保障されません。自分の稼ぎ出す力を付けて、良い人生を自分で描き
努力する人を、会社は応援します、一緒にがんばりましょう。
その後、辞令の授与に続き、入社前に課題として出していた事の発表をして貰いました。
その課題は今までお世話になつた親に感謝の想いを伝える手紙を書き、それを讀んでお渡しする儀式です。
今では無いようですが花嫁衣装を着て、親の前正座し両手を揃えて「長い間育てて頂き有難うございました」ト
こんな情景が映画の場面によく出てきました。
私は3人の子供がおり3回の結婚式が有りましたが、子供からの挨拶は受けた記憶が有りません。
大学を卒業した時には肩の荷が下りた嬉しさを今でも記憶に残っている。
子供から正式に感謝の気持ちは、言われていませんでしたが、おそらく感謝の念はあると思いたいです。
そんなことも有り、社会への出発に先立つ卒業のけじめとして、なかなか言う事の出来ない感謝の気持ちを
正式に声で、書面でお伝えして、その情景を一人ずつ入社式で発表してもらいました。
本人自身も親御さんも万感胸にせまり、涙と笑いに包まれたと、嬉しい報告が有り、皆がもらい泣きを
して、入社の記念写真は目が赤くはれ上がったままに写ってしまいました。
とても良い入社式が出来ました、これから沢山の困難に遭遇するでしょうが、強く逞しく育てと願います。