太極拳を習いはじめてから早7年近くになりました。
当初は病後の体力回復が目的で目黒区の林業試験場跡地通称「林試の森」への散歩中に
見つけて仲間に入れて頂いたのがきっかけでした。
その後妹の連れ合い、孫娘、孫息子と共に教えて頂きました。
とくに孫娘は小学校低学年の時から演舞大会、合宿、遠征、資格試験、日曜教室を一緒に
受けてきました。孫娘が居なければ私は完全に挫折して辞めていたと思います。
それはとにかく根気、辛抱が入り、覚えることが大変で、孫の方が先に覚えて、「大丈夫?
おばーちゃん」と云うような横顔を見るにつけ、若くないと無理だと落胆していました。
その孫が中学受験で辞めてしまいましたが、その頃から少しずつ覚え、楽しさを感じる様に
なりました。資格試験も4回目を迎えて3教科の審査を請ける為21日の朝町田109へ向った。
ほぼ都合が許す限り毎日公園で6時から7時まで練習をしているので覚えている筈が
舞台で一人で演武すると胸がドキドキして、突然頭が真っ白になり、次の動作が解らなく
なってしまうのです。昨年は4種ぜんぶ受験し最後で少し間違えたので、今年は数を減らすように
指導され3種にしたのに、やはり完璧に出来ず、前半か後半かで間違えてしまいました。
昨年かろうじて指導員の資格を頂いたので、毎月1回町田まで指導員研修に通う必要があり
仕事を持つ身にはきついのですが、本部のシン先生の直接指導は別格なので、何とか都合を
付ける様にして通っています。
中国武術健身協会のシン会長は、今は何処でも色々の流派が太極拳と称して開催しているが
ご自分は高いレベル演舞の出来る心身ともに「高いレベルの太極拳ブランド力」を作りたいの
で生徒はきちんとした技術を身に付けて欲しいと望んでいると流暢なお言葉がありました。
事業をしている私も「自分の会社のブランド力」とは何か、どの様に高めるかに苦心をしている
ので、先生の太極拳でのブランド構築の話は、胸に迫るものが有りました。
そういうお話を聞くにつけ、生徒の一員として、精進して高める必要を切に感じました。
これでまた、健康以外に 「何故一生懸命取り組むか」 の何故がまた加わりました。
こうして自分を駆り立て、結果苦しい思いをして、良い結果で報われて、これの連続でして
人様がみて、何もそこまでしなくてもと思われるのですが、性格上止められないのが私です。