強羅から下山途中で富士屋ホテルのパンを買って20分ほどで天山へ到着。
玄関へのアプローチが大きく曲がり下り豪華な構えの建物が並ぶ、本日休業の張り紙で驚いたが
「通い湯治一休」で、我々の目指す「天山」は営業中
¥1,200の入浴料は今までの湯より少し高めのかと思いなが入館したが、その違いは歴然として納得でした。
女性用は6湯あり、平日の4時と云う時間帯なので比較的すいていて、ゆったりと入れました。
登山が楽な方では有ったが、4時間の登山に使った筋肉は,湯の中でじんわりとほぐされ、心身ともに湯に
体をゆだね「ほ~は~う~~」と体の底から緩む心地で、なんと「極楽極楽」と吐息をして温泉天国に浸りました。
これも今まで頑張ってきたご褒美よと自分に声を掛けて、平日休暇の言い訳をしている自分もいながら。
1時間ほど6湯すべてを楽しみ、最後の湯は洞窟で中が暗く見渡せない湯がなんと「子宝の湯」で後から
入ってきた田中さんに、「何を今更子宝の湯に入ってどうするの」と笑われてしまいました、どこの温泉でも
子宝の湯を見かけるので、子供が授からない人が願をかけて入るのでしょう。
当然私も子宝は授からない年頃になりましたが。
湯上りの次は7室ある個室の貸座敷で、筋肉が温まり緩んだ状態でストレッチの施術、私と田中さんが
交代1時間ずつで受ける。その間貸座敷客専用の露天風呂にも入る、漆黒の闇の中、灯篭の小さな
灯りが二燈あるのみの露天風呂、聞こえるのは川音だけ、一人体を湯船に浮か空を見上げると満天の星
15年ほど昔、ゴルフ帰りに星がきれいな場所が有ると案内されて、見た空以来の星が輝く美しい空を見て
なんとも贅沢な湯あみで放心状態で心も体も解きほぐされ、あっという間に時間が過ぎ去り、すでに制限時間
となりました。玄関に向かう廊下で美味しそうな食事処に後ろ髪をひかれ「軽く食べて行きますか」という、
事になり{小田原おでんと山の寿司}で小腹を満たし、大満足の花丸で、東京に向かい、はっと気が付いたら
自宅前で夢見の内に到着しました。
丸1日お付き合いを頂きますので、その日はお仕事が出来ないと営業妨害になってしまいますので、
田中さんと相談し温泉で施術して頂けば2人分の営業が出来ので、ご迷惑を最小限に出来ると思うので、
これも名案でよしよしと。翌日は筋肉痛も無く、けだるさも無く、頭の回転も良く、山と温泉とストレッチと
良いお仲間と健康的に体を鍛えて、サポートして頂けるシニアライフは何よりうれしい贅沢な事と感謝です。
天山温泉で頂いてきた瓦版には、ひとまず思考を止めて、湯の霊気に包まれて、感じる事に気をおくことが
湯治で、体の不調をいやしてくれるとありました。こちらには「羽衣と云う逗留湯治施設」があり2~3泊して
浮世の沙汰をわすれ湯あみ三昧で体を蘇らせる趣向も魅力的で、疲れ果てる前に通いたいと思う温泉場です。
1年で5回の登山にご案内頂き少しずつ山歩きのコツがわかり、体に負担を掛けない様になりました。
定期的に仕事の合間をぬってご案内頂き、心身の健康を増進したいと願っています。
野沢先生は4月から女子美大学の芸術学部で健康科学の講師をされるのでお忙しくなりますが、
都内ならば出張でコンデショニングをして頂けますので、ご要望の折は小林03-3787-2460又は野沢先生
090-2754-9599に直接ご連絡ください。
私は5年お世話になっていますが、以前と比べものにならない暗いい体調がよくなり老化が進行していないと
感じます。ストレッチだけではなく太極拳・ゴルフ・新内・食事・ストレスなどさまざまな相乗作用で健康寿命と
仕事寿命が延びていると確信をしています。