病後の体力作りが目的で3年半前にはじめた太極拳を、孫娘・孫息子との二人三脚で挫折しないでなんとか
現在まで継続することが出来ています。春に先生から検定試験が有りますが、参加しませんかと勧められました。
太極拳を趣味と言うには,訓練の成果で資格も必要かと思ひ今まで教えて頂いた6種目に挑戦する事に決心しました。
受験が決まる前までは、土曜日の朝1時間と日曜日の午前中2時間の練習量でしたが、
試験を受けると決まってからの半年間は平日の6時から7時までの練習に参加するようになりました。
更に1か月前になると、5時半から特訓を受け、6時から7時までは通常の練習と、1時間半練習をし試験に臨みました。
朝5時起きで,暗黒の空に月と星が輝きいつの間にか空がしらみ,明かるくかわる空を仰ぐ心地良さに大感激!
布団の中では絶対に味わえない醍醐味です。
日本のラジオ体操と同じような練功18法をはじめ 10式太極拳、24式太極拳、太極拳養気功、健身益法、
初級大極扇を審査を受ける事にしました。
2日間にわたり延べ230名が8~10分刻みに次から次えと進行する様は、驚くほど統制がとれていて見事な事でした
習い事は発表する機会を設け、それに向かって精進し舞台と云う特別な緊張感の場に立と事の気構えで上達する、
と言われる通りで、時間を限られ、集中して覚え、その成果を発表し、出来栄えを競うのが上達の秘訣と言われます。
正にその通りで、練習量と、感性と、平常心の有無が結果を決めてきます。
舞台に出て演舞をするときの緊張感は、心臓が口から飛び出してしまいそうに ドックンドックン と暴れて手は震え
気が遠のきます。その結果は日頃はあり得ないような個所で間違えてしまうのです。間違えるとまた焦って失敗する
このような事態で、度胸が有る筈の私も1項目で必ずどこかで間違えてしまいまいました。
全身の力が抜けたと思われる程の疲労感が有りながらも、翌朝は普通に起床し、練習場の公園に自転車で向かう。
失敗しても努力が水の泡とは思わない自分が居て、翌朝の練習では今から1年後を目指し始まる想いが湧いてました、
参加者は子育てが終わり、心身ともに余裕ができた人たちがほとんどですので、年齢的には60~70台が大半で
中には若い人や80台で経験30年の人もおられ、まだまだ自分も上達できると夢と希望が持てました。
今回の経験で練習量と、良き指導者、励まし合う仲間が目標達成には絶対必要条件とおもいました。
審査試験が終了し1週間後、何回教えても覚えの悪い生徒を、あきらめずに熱心にご指導くださった鈴木先生に
感謝をこめて、また特訓で5時半から参加した仲間の熱心さをたたえ、お疲れ様会で大いに盛り上がる予定です
審査結果の発表は年明けの2月頃との事で、遅いお年玉になるような吉報が待ち遠しいことです。
太極拳は体に間違いなく良い影響を与えます、私は基礎体力が付き、頭もさえて、気力も更に充実してます。
興味のある人は目黒区林試の森公園森の広場で毎朝6時から7時まで開催しています。
ぜひ見学に来て参加下さる方は大歓迎です。