5日に地元の荏原七福神めぐりに初挑戦、10歳の孫娘と二人で5時間かけてゆっくりと巡り終えました。
お墓参りや、初詣でと同じように、気持ちの充実と満足感のさわやかな心地を味わうことができました。
七神社に参拝の都度色紙にご朱印を押して、七か所全部回れたので、満願の絵馬がご褒美に頂けました。
24年元旦の品川区報に‘‘七福神をまぐってみませんか‘‘と云う記事をみて、行きたいなの気持ちを1年間
あたためていました。それが25年の正月に実行することが出来ました、小さな夢でしたがなかなか条件が
整わないと実行できないものですが、その条件が整いまして心強い道ずれがいて、いざ実行となりました。
神社が見当たらないと「おばーちゃん携帯貸して」というと住所を入れて地図情報で検索「そこの角を右にまがって
すぐだよ」とナビゲータをしてくれました、私の一人旅だと途中であきらめて帰ってきたかなと思いました。
途中で「お腹がすいたね」と、西大井駅前のレストランで冷えて疲れた体を癒し美味しい昼食をとり、元気を出して再開
そんな訳で回り終えた時は思わず、「良く頑張ったね、寒かったね、疲れたね、楽しかったね、また来年行こうね」と
小さな感動を味わせてもらいました。
七か所の神社やお寺を回り、同じ七福神さんで、同じように人が巡っているのに、
賑わいのあるところと、さびれて人気の無い神社がこんなにも差があるのかと、驚きでした。
理由は歴然としていました。きれい、温かいサービス、心掛けの有無によるものでした。
寒い中ご苦労様ですと、参拝を待つ列で、大人には熱燗のお酒を、女子供には飴をふるまい、にこやかな接遇、
甘酒とストーブで暖を取らせて頂けたお寺様、ご朱印も住職が墨で書いた下さりご朱印を押して頂き、
「おいくらですか」と聞くと怪訝な顔をされ、「お気持ちで」との殊勝なお寺に対し、スタンプを押すだけで300円ですと
無表情で云うお寺さん、その差が7か所が皆ことなりました。
これも我々商売のサービスと相通じるものがると、新年早々孫と一緒に社会勉強になりました。
各神社お寺様の違いは、地域の方々と共に日常を良い相互関係で、存在価値を発揮して支持されているか
によるものと思われます。きれいなお寺の境内の設備には寄付をした檀家のお名前が記されていて
「あっこの人は知ってる、この人も知っている」と云うと、孫いわく「コバヤシの社長も寄付をして名前が載る様に
しないとね」と
気が付けば人生70年、地域社会で生かされてきたことが、遅まきながら実感として肌身に感じる歳になりました
どんな容にしろ、受けた恩をつぎへ伝える役割を回していかねばと思う、七福神めぐりでした。
追記
七福神めぐりの終盤残すところ2か所となり、孫娘が 「おばちゃん、長生きがとお金が貯まるのと、どっちが大事」 と
聞きました 、「 なぜ 」 と聞くとご利益がちがうのでどちらを先にするか決めるために聞いたのです。
「そうね、お金があっても健康でないと意味ないから、長生きがいい」 と即答、それでは先に寿老人の摩耶寺に行くと
順番が決まりました。
歳をとったら欲張らず、健康で仲良過ごせば、それが一番の幸わせですと薬師寺さんで教わっていたので迷わないで済みました。