日本の伝統芸能、能の翁や新内の子宝三番叟の詞章で意味不明ではありますが、
お祝いの呪文のはじまりで、ことほぐこと,うれしいこと、晴れがましい事が沢山有ります様にとの解釈も
あるようなので、新年のご挨拶にいたしました。
穏やかな元旦の早朝、目黒の林試の森公園ではラジヲ体操・気功・太極拳と3つグループが参加者は少なめですが
寒気の中で暗いうちから、何時もと変わらの朝練が行われていました。その熱心さには頭が下がります。
私は12月で気忙しいのと、暗くて寒い、風を引いたなど、いろいろな理由で平日の太極拳の練習は参加せずでしたが
元旦は仕事がない気軽さで気持ちよく床を出て、身繕いをして自転車で公園へと向かう。
意外と寒くはない、家でちじこまっているより気持ちの良いこと、一年のけいは元旦に有り、幸先の良いスタートをきる。
太極拳のメンバーと新年のご挨拶をして初練習を軽く済ませて帰宅、一人でお雑煮とお屠蘇を頂き、
近所の神社へ初詣.時間が早いせいもあり、行き交人は中高年がほとんどでしたが、ゆっくり労わりながら歩む老夫婦、
杖をついて歩むリハビリ中の人、みんな温厚なお顔で口元もほころび、新年を慶んでいるさまが見受けられます。
掃き清められた各家に飾られた門松、正月飾り、ゆったりした時間の流れと、気持ちの余裕が嬉しい心地です。
昼からは5組の家族が集まっての新年会、各家庭で持ち寄る料理とお酒、孫との卓球大会
「おばーちゃんには勝てないや」と云う孫のぼやきを聞きながら楽しい時間を過ごし、三々五々解散した。
その後はまた静かになり、頂いた年賀状を見ながら思わずにっこり、やはり年賀状はうれしい贈り物です。
充実した元旦の予定をすべて終了。いい新年のスタートになりました。
今年はやるべきことは、早目に実行する。仕事の追われないで、仕事を追う。そんな心掛けを実践します。
今年もそうぞよろしくお願い申し上げます。