2022-16 業界歴史編 No.8
奇数月は業界歴史編と題し、昨年の6月に発行しました”インテリア業界75年の変遷”に掲載した中から最終回の今回は、平成後期から令和初期の出来事を抜粋してお届け致します。
インテリア業界の動向
西暦 | 和暦 | 出来事 |
2015年 | 平成27年 | *** マイナンバー制度がスタート *** ・壁紙の返品条件(返品手数料と返品受け取り期間)が見直される ・「EBクロス」( 製造:大日本印刷、販売:サンゲツ)の商品リコールが発生する ・【サンゲツ】の東京赤坂ショールームが規模を拡大して品川へ移転される |
2016年 | 平成28年 | *** 18歳選挙権施行 *** ・新築着工件数の減少に歯止めが掛からず、バブル期の1990年に記録した170.7万戸 |
2017年 | 平成29年 | *** 任天堂が新型ゲーム機「Nintendo Switch」を発売 *** ・内装・インテリア業界でも働き方改革の流れを受け、メーカー各社は従来は無償 |
2018年 | 平成30年 | *** 築地市場が83年の歴史に幕を閉じ豊洲市場へ移転 *** ・2014年以来、4年振りに内装材の「値上げ」が実施される ・建築業界で不祥事多発 大和ハウス、レオパレス21、耐震装置のKYB社など |
2019年 | 平成31年 令和元年 | *** 消費税が8%から10%に増税 *** ・「国交省」が「次世代住宅ポイント制度」を創設 |
2020年 | 令和2年 | *** 新型コロナウイルスによる感染症が流行 *** ・壁紙製造工場で火災が発生し、その影響は量産クロスの欠品にまで及ぶ ・壁紙製造の一翼を担っていた【日本ビニル工業】が自己破産、負債総額は16億円 |
2021年 | 令和3年 | *** 1年延期した東京オリンピックが開催 *** ・建築資材や人件費が高騰、内装・インテリア業界でもその存続を掛けて、ハウス メーカーや元請けに対する材工価格値上げの申し出が活発に行われる |
2022年 | 令和4年 | *** ロシアがウクライナに軍事侵攻する *** ・過去に例のない、1年間に三度、値上げ巾にして140%となる価格改定が行われる |