2022-6 業界歴史編 No.5
奇数月は業界歴史編と題し、昨年の6月に発行しました”インテリア業界75年の変遷”に掲載した中から今回は、平成初期の出来事を抜粋してお届け致します。
インテリア業界の動向
西暦 | 和暦 | 出来事 |
1990年 | 平成2年 | *** バブル経済崩壊で株が暴落 *** ・イトーキ、東リ、ナカ工業、ニチベイ、ヤマハ、リコーエンジニアリングの 共同により「日本ニューオフィス」が設立される ・4月以降、素材、副資材、物流費が高騰、コストプッシュ要因が続く |
1991年 | 平成3年 | *** 東京都庁が新宿に移転し、新東京都庁舎開庁 *** ・【サンゲツ】がインテリア業界では初の売上1千億円企業になる ・「再生資源の利用の促進に関する法律(リサイクル法)」が施工される |
1992年 | 平成4年 | *** 東海道新幹線で「のぞみ」が運転開始 *** ・ビニル系床材メーカー10社により「インテリアフロア工業会」が発足される ・ビニル系床材の「JIS(日本工業規格)」が大幅改正される |
1993年 | 平成5年 | *** 横浜ランドマークタワーが開業、レインボーブリッジが開通 *** ・壁装系インテリアメーカー各社の「物流センター」が東京城南地区へ集中する |
1995年 | 平成7年 | *** 阪神・淡路大震災 *** ・「PL法(製造物責任法)」が施行され、業界対応が活発になる ・「日本カーペット工業組合」が設立される |
1996年 | 平成8年 | *** 東京ビッグサイト(東京国際展示場)が開場 *** ・「壁装材料協会」が壁紙の安全基準「ISM」制度をスタートさせる ・中堅カーペットメーカーの倒産が相次ぐ |
1997年 | 平成9年 | *** 消費税が3%から5%へ引き上げされる(4月)*** ・内装工事業団体が取引改善を取引先の大手ゼネコンに相次いで要請する ・【東リ】が世界初の「ケナフ壁紙」を開発 ・【立川ブラインド】が不織布スラットの「ファブリックブラインド」を開発 |
1998年 | 平成10年 | *** 第16回サッカーW杯仏大会に日本が初出場 *** ・「タイルカーペット」の「JIS(日本工業規格)」が制定される |