(株)サンゲツは、全点防カビ機能、100点に抗菌機能付きとするなど、リースナブルな価格帯でありながらこれまでにないデザインバリエーションと高い機能性を備えた壁紙見本帳「SP 2021-2023」を、6月17日(木)に発刊する。
「SP」に掲載する廉価版壁紙は、近年の市場のデフレ化により需要が高まる中、コスト面だけではなくデザインバリエーションや機能性といった付加価値が求められるようになった。そこで今回の「SP」では、これまでの商品ラインアップを徹底的に見直し、リーズナブルでありながら、より魅力的なデザインや機能を備えた商品を多数収録した。
具体的には、デザイン・カラー面では、「SP」史上最多となるカラーシリーズを17点収録、またチェックやストライプなどのパターン柄を7点、人気のレンガやタイル、木目などのマテリアル柄を8点ラインアップした。6月末には、「SP」全点に対応するコーキング材の発売を予定、色柄の多様化に対して施工面でもサポートする。
機能面についても、「防カビ」機能を全点となる105点に付与、「抗菌」機能と「撥水コート」機能も100点に付加した。
また施工性が良く仕上がりも美しい商品を「あんしんシリーズ」として巻頭に25点掲載、さらに厚みや不陸隠蔽性など施工性の自社基準を満たす商品に「厚無地タイプ」のマークを表示するほか、方向性がなく天壁共通で使用可能な商品に「天壁まるごとおすすめ」のマークを記載するなど、施工現場やニーズにあわせた壁紙選びをサポートする。
この他、見本帳構成もユーザー目線で改良、前半は施工性を重視した「あんしんシリーズ」、後半はデザインやカラーを豊富に収録した「こだわりシリーズ」の2部構成とし、各シリーズの区別が一目で分かるよう段差カットを取り入れた。さらにQRコードから全点のコーディネート写真を閲覧できるほか、提案資料としても活用できるコーディネートのプランデータがダウンロードできるようにした。 収録点数は105点(新柄率約37%)。