1、襖紙の取り扱いについて
当社は、創業から数えて73年目の期を迎えました。
戦後の復興需要に先代夫婦二人で襖材料卸として商売スタートして今日に至りました。
住宅様式・生活環境の変化により、現在では襖材料は売上全体の1%以下にまでその需要は落ち込んでいるのが現状です…襖業界全体で見ても先月問屋の2社が取引先に迷惑が掛からぬように自主的な会社清算という形で廃業されたとのニュースが届きました。
今後弊社では更に取扱い銘柄の絞り込みなど見直しを行うことを検討しております。
時代の流れですどうぞご理解下さい。
2、抗ウイルス対策商品に特化した内装材群のご紹介について
知って恐れず、冷静な対応を=事態を正しく捉えてどのように考え、行動するかべきか、、、内閣府が先月発表した景気動向指数によると2008年のリーマンショック時に11ヶ月連続した減退期間を1ヶ月上回ったそうです…GoToキャンペーンなど施策の効果もあり直近ではマイナスにブレーキが掛けられる動きもあるようですが、一部のコロナ特需以外は未だに期待につながる程の手応えを掴めずにおります。その最中サンゲツ社では、この市場に適合した提案で需要を喚起しようと「抗ウイルス対策商品でつくるこれからの室内環境」という機能商材を抜粋した冊子を発表されました。医療・高齢者福祉・文教・宿泊・公共施設・オフイス・住宅など様々なシーンに適合した商品を掲載しており、この閉塞感を打開し需要に転嫁させる一因となってくれることを期待します…ホームページや営業窓口を通じて改めてご紹介させて頂きます。
3、コロナ禍の今、何をするべきか、、、
需要が減少すると市場原理により価格の下落が始まる事は世に常ですが、コロナ禍で自社(自分)だけ価格を下げてでも売上げを確保しようとする行動は己の首を絞め、社員の待遇はもとより、取引先や業界の相場を下落させ、多大な迷惑を掛けることになる。誰にもメリットのない事はしない、こんな時こそ提案型の営業スタイルを強化しながら、事態を静観するか辛抱のしどころです…コロナは必ず克服できると信じて。。。