花物語3-3

我が小林家では家族全員で年4回ほどお墓参りをして、そのあとの食事会をしている。

1月のお正月祝い
3月の進級進学祝い
7月のおじーさん、おばーさんの命日近く
12月今年もお疲れさまでした会

総勢12人の3世代が集まり、年を重ねる都度思うのは、私の子供達夫婦が老けて疲れていると内心感じる。それに引きかえ孫達の成長ぶりには眩しく目を見張る様で、そして自分はまだ若くて元気とほくそ笑んでいるのである。思い出すと私が今の子供達の年齢の頃も疲労はピークだった。一番大変な時期でこらえて努力するしかない。
お正月は私の住まいで4~5時間ゆっくりするが、それ以外は外での会食となり、2~3時間では何の実のある話も出来ない。
そこで考えた、孫とじっくりと話をしてみたい、来年就職の決まってる22歳男子、高校3年生男子と女子、もう一人は海外留学中で不参加。小学校3年生は話題の輪に入れないのでお留守番。という事で私おばーちゃんと3人の孫の4人となったが、誰か一人保護者が居た方が、盛り上がるかと考え、孫娘の父親をサポーターとして誘い、池上の美味しい中華料理店で落ち合う事となった。
孫たちは親と性格が違い、開放的で雄弁で親近感があり、会話が弾むし、食も進む。とても楽しい有意義な時間を過ごすことが出来た。どうしてこんなに素直に育ってくれたかと思うと、拝みたいほど嬉しさが満ちてくる。
高校3年生で来年大学進学を目指して、猛勉強している子がなんと驚いたことに、「おばーちゃんいつも有難う」と花束をもってきてくれたのです。そのさりげなさと、スマートさに驚いて感極まりました。
どこでそんな仕草が身についたのかと思うと、学び舎なのか、家庭なのか、何処で培われたことかと、学問だけでない、心も育っている事で、輝かしい未来が見えるような気がしました。
次回は11月に帰国する高校2年生の男子の帰国を焼肉で祝うという企画で幹事さんも順番で務めてくれる約束も出来た。
楽しい食事と会話ができた。孫のこれからの未来が面白くなる。

私はお正月と墓参り以外で花を買う事の無い生活をしていた。
私が1か月に3つのお花を頂くことになった。
いちばんうれしかったのは孫からのかわいい花束でした。